ひとりでも軽くワイン一杯から楽しめる気さくなお店「洋食バル ウルトラ」の名物料理とは【何度でも行きたい町洋食#10】
下北沢で愛され続けた父の洋食店。息子は経堂でバルという新たなスタイルに
経堂の駅から徒歩3分ほどの場所にある「洋食バル ウルトラ」。ランチタイムには行列ができることも多い人気洋食店です。
オープンしたのは13年前ですが、『懐かしい味』を求めて店に訪れる人も多いというその理由を聞くと、
「父は下北沢で『マック』という洋食店をずっと営んでいて、小さい頃から洋食に馴染みがありましたね」
今では閉店してしまったマックですが、その味を求めて、この店に食べに来るという人も多いそうです。
店主は若い頃、すんなりと跡を継いだのではなく、世界各国で料理を作りながら旅を続ける武者修行を経験しています。
「カナダ、トルコ、イスタンブールにインドなど、さまざまな国で料理を作りました。色々な料理を作りたかったというのもあるし、旅行を続ける手段として、でもあったんですよ」

3年ほど世界を巡り、マックが閉店する前の最後の4年半は父親の店で働き、その後自分の店である「洋食バル ウルトラ」をオープン。そのため、マックの味を懐かしむ人たちからも高い支持を得ています。
「洋食店だとカップルやファミリーがメイン層になるため、一人でも入りやすい雰囲気を作りたくてバルにしました。一人晩酌をしてナポリタンで締める、っていいでしょ」と微笑みながら話す店主。
そのため、アルコールメニューも一般的な洋食店よりバリエーションが豊富。ランチタイムもグラスワインやビールが味わえるほか、ディナータイムにはお酒にあう料理も色々選べます。
そんな「洋食バル ウルトラ」で、おすすめの料理を3品紹介します。
父の店「マック」の味を受け継ぐ「ハンバーグステーキ」
「親父の店と同じレシピで作っていますね。1日に100皿出る、ウチの看板メニューでもあります」
50〜60年前からあるレシピで作るハンバーグ。キーとなるのは、「ご飯にあうソースですね。日本酒とケチャップがベースで、醤油も入っているので、ゴハンに合うんですよ」

やや平べったい楕円形で、ところどころ少し焦げていて。まさに昭和の時代に愛されていたハンバーグは、ハンバーグそのものも美味しいけれど、ソースが確かに絶品。
これ、このままゴハンにかけたくなる美味しさです。
付け合わせは千切りキャベツとパスタ。ハンバーグにかかっているソースをパスタに絡めて食べると、これまたどこか懐かしい美味しさ。食べて続けていると思わずにやけてしまう、嬉しい気持ちになるハンバーグです。
まずはお酒で。ならば最初に頼みたい「ラタトゥユ」
「野菜を召し上がっていただきたく、お酒にあう野菜をと思って出すようになった料理で、今では定番メニューですね」

まずはスパークリングワイン、またはビールで。というときに一緒にオーダーしたいのがラタトゥユ。ほんのりトマトの酸味を感じる、スターターとして最適な一皿です。とろとろの柔らかさがありつつも、旨味はしっかり。
お酒にあうメニューは他にも、自家製ピクルスやキャロットラペ各660円、鶏レバームース880円などもあります。
このラタトゥユは、ランチタイムにも注文可能。なのでランチ飲みの時にもぜひ頼みたい一皿です。
揚げたてフライのザクザク感がたまらない!「エビフライサンド」
「フィンガーフードとして気軽に摘んでいただければ」と語る店主。お酒と合わせた際にぼやけないよう味は強めに入れているとのこと。
大きなエビフライ3本をパンに乗せ、マヨネーズとケチャップで作るオーロラソースに塩コショウ、ソース、千切りキャベツを乗せてサンド。

揚げたて衣のザクザク感を感じる作りたても美味しいし、やや時間が経って、パンやソースなどと一体となったタイミングでも美味しい。そんなにお腹は減っていないけれど、お酒と一緒に軽く何か食べたい、という時にも良さそうです。
サンドイッチは他にも、生姜焼きサンド、カツサンドが。ハンバーグを丸ごとパンに挟んだ、重量感あるハンバーグサンド各1430円も魅力的です。
お店のおすすめの楽しみ方を聞くと、
「黒板メニューをまず見て欲しいですね。その時のおすすめ料理を書いているので、その日によって色々変わるんですよ」。
キッチンの壁にある大きな黒板には、おすすめのお酒や料理のほか、デザートなども書かれています。

そしてお酒のイチオシは「樽生スパークリングワイン」グラス715円、カラフェ2420円。「爽やかな味わいのイタリア産辛口スパークリングワインですね。微発泡なので、どんな料理にも合います」。
ランチタイムは行列もできるので、サクッと食事を楽しみ、夜はおすすめのお酒とおつまみメニューをのんびり楽しんだら、締めにナポリタン1320円やオムライス1430円など王道洋食で終了。お腹に余裕があれば、クリームブリュレやアフォガード各660円など、デザートを楽しむのも良さそうです。
次回は、ランチタイム限定30食のエビフライを目指してくるか、洋食といえばのオムライスにするか。
「ウチのオムライスのお米は、ブイヨンと昆布水を入れて炊いているんですよ。和の旨味的なものをさりげなくきかせているんです」
なにそれ! それなら次回はオムライスを食べにくること、決定です!
<店舗情報>
洋食バル ウルトラ
住:東京都世田谷区経堂1-19-2 松菱ビル1階
TEL:03-6413-9326
営:11:00〜15:00(LO 14:30)、18:00〜23:00(LO22:00)
休:日曜
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