およそ20年前のスーパーカーなのに走行わずか260キロ! ビッカビカの黄色い「フォードGT」をオークションで発見 気になる落札価格とは
走行わずか161マイル スピードイエローの極上コンディション
今回落札された個体は、2006年に製造された2011台のうちの1台で、希少なスピードイエローのボディカラーにブラックのレーシングストライプを組み合わせた仕様です。

同色で仕上げられた車両はわずか75台のみとされており、コレクターズアイテムとしても高い価値を持ちます。
外観には、HIDヘッドライトやフロントスプリッター、リアディフューザー、サイドエアインテークなどが装備され、空力性能とデザイン性を両立。
ホイールはBBS製の鍛造アルミを採用し、フロント18インチ、リア19インチのサイズにグッドイヤー・イーグルF1タイヤを組み合わせています。
また、ブレーキはブレンボ製で、赤く塗られた4ピストンキャリパーとクロスドリルドローターが高い制動力を支えます。
そして、走行距離はわずか161マイル。
前オーナーが所有するアメリカンマッスルカー博物館で10年以上にわたり展示されていたため、ボディ、インテリア、エンジンルームのいずれも新車に近い状態が維持されています。
さらに、2024年にはブレーキフルードが交換されるなど、機関面の整備もおこなわれており、保存状態は極めて良好です。
コックピットはエボニーレザーで統一され、むき出しのアルミフロアやカーボンシェル構造のスパルコ製シートなど、レーシングカーの雰囲気を色濃く残しています。
さらに、センターコンソールにはマッキントッシュ製CDステレオとエアコンを装備し、走行時だけでなく鑑賞時の満足度も高い仕上がりです。
インストゥルメントパネルはGT40をモチーフに設計され、中央にタコメーター、右側に220mph(約354km/h)スピードメーターを配置。細部まで当時の伝統を再現しながらも、現代的な精密感を備えています。
なお、今回のオークションでは、39件の入札を経て最終的に63万ドル(約9500万円)で落札されました。
展示車両として大切に保管されてきたことから、走行距離、外装、内装、エンジンルームのすべてが極上の状態を維持しており、世界的にも希少な「未使用級フォードGT」として注目を集めました。
※ ※ ※
フォードGTは、2000年代のスーパーカーの中でも特に完成度が高いモデルとして評価され続けているモデルです。
特に、今回のような極低走行・オリジナルコンディションの個体は、今後もコレクターズマーケットで高値を維持することが予想されます。
アメリカンスポーツの精神を現代に伝えるフォードGT。その存在は、いまなお世界中の愛好家を魅了し続けているようです。
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