半世紀を経ても色褪せない名車! 銀メタルのポルシェ「911T タルガ」を米国オークションで発見 48年間家族所有の美しい“ワンオーナー車”とは
48年間の家族所有、整備履歴の残る美しい個体
今回出品されたのは、そんな1973年式の911T タルガです。

この個体は、カリフォルニア在住のオーナー家族が1977年に購入して以来、48年間にわたり所有してきたワンオーナー車です。
外装は工場出荷時と同じ「シルバーメタリック」で、1993年に一度リペイントが施されています。
ブラックのリムーバブルタルガトップは張り替え済みで、ステンレス仕上げのタルガバーやクロームモールなど、当時の雰囲気を忠実に残しているといいます。
また、2014年にリアキャリパーやローターが交換されているほか、2025年にはブレーキフルードのフラッシングも実施されるなど、細かな整備がおこなわれています。
さらに、インテリアはブラックレザー調で統一。スポーツシートと折りたたみ式リアシートを備え、ヘッドライナーとカーペットは交換済みです。
メーターはVDO製の5連計器で、中央にタコメーターが配置されています。走行距離計は2000年に修理され、現在の表示は約1.1万マイル。1977年からの実走行を含めると、およそ7万マイル走行とされています。
また、エンジンは1974年式911由来の2.7リッター空冷フラット6となっています。
2000年に換装され、2007年にはマーレ製ピストンやカレラチェーンテンショナーを用いたトップエンドオーバーホールが実施されました。
これにくわえて、2019年には点火系、燃料ホース、プラグ、バルブカバーガスケットなどが刷新されているほか、2022年にオルタネーター、2025年にトランスミッションオイルを交換するなど、長期にわたる丁寧な整備が記録されています。
付属品としては、ポルシェの「Certificate of Authenticity(認定証)」、整備記録簿、1977年の購入レシート、純正工具、カーカバー、バッテリーテンダーなども付属。
クラシックカーとしては極めて状態が良く、履歴の透明性も高い個体のようです。
なお、オークションは2025年10月7日に終了。リザーブ価格に届かず落札には至らなかったものの、最終入札額は8万500ドル(約1210万円)に達しました。
※ ※ ※
今回出品された911Tタルガは、半世紀にわたって一つの家族のもとで大切にされてきました。
そのため、単なるヴィンテージスポーツではなく、オーナーの人生とともに時間を刻んできた存在といっても過言ではありません
丁寧に維持されたコンディションと豊富な記録が示すように、クラシック911の本質的な価値を改めて感じさせてくれる一台となっています。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】