ランボルギーニが生んだ“軍用級SUV”! V12エンジンを搭載した38年前の「LM002」をオークションで発見 今もなお強烈な存在感を放つ一台とは
約6070万円で落札された1987年式の良好個体
今回出品された1987年式LM002は、全301台のうちの1台で、製造当初はドイツに新車で輸入されたといいます。

その後スペイン、イギリス、オランダを経て、最終的にアメリカへ渡りました。落札時点ではイリノイ州に所在し、走行距離は約2万km。長い年月を経ながらも良好な状態を維持している個体です。
外装はシルバーに再塗装されています。新車当時はカモフラージュ柄やブラックなど複数のカラーを経た経歴があり、現在の上品な銀色は落ち着いた印象を与えます。
また、アルミとグラスファイバーを組み合わせた外板はしっかりと整えられ、鋭角的なデザインが際立ちます。
そして、17インチの8穴ホイールはシルバーで仕上げられ、ピレリ製スコーピオBKタイヤが装着されています。
フロントブレーキはベンチレーテッドディスクにデュアルキャリパーを採用し、リヤはフィン付きドラム式。見た目だけでなく制動性能にもこだわりが見られます。
また、インテリアはベージュレザーで統一され、シートからドアパネル、コンソールまで上質な素材がふんだんに使われています。木目調パネルやブラックカーペットがアクセントとなり、スポーティでありながら高級感のある仕上がりです。
くわえて、装備面ではエアコン、パワーウインドウ、オーバーヘッドタイプのカセットステレオを搭載し、快適性にも配慮されています。
そして、荷台部分にはダイヤモンドプレート仕上げの床と4脚の補助シートが設置され、アウトドアや軍用風デザインを思わせる独特のレイアウトが特徴です。
また、計器類は木製ベゼルで囲まれたクラシカルなデザインで、速度計は220km/hまで刻まれています。
搭載されるV12エンジンは保護カバー内に収められ、重厚なエアフィルターを介して吸気される構造です。
さらに、メカニカルコンディションは極めて良好とされ、現在のオーナーのもとで200km未満しか走行していません。
なお、今回のオークションでは22件の入札を経て、最終的に40万ドル(約6070万円)で落札されました。
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LM002はわずか7年間で301台しか生産されなかった希少車です。
スーパーカーの象徴であるV12を積みながら、悪路も走破できるという異色の存在として今も強い支持を集めており、今回の落札結果からも、その価値が再評価されていることがうかがえます。
およそ40年前に登場したこのモデルは、ランボルギーニの挑戦的な精神を象徴する一台といえるでしょう。
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