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ウイングレット採用の本格スポーツ ヤマハ新型「YZF-R1」が発売直後に完売 今後の販売はどうなる?

販売店では「在庫なし」状態、増産の知らせを待つ声も

 フラッグシップモデルとして高い人気を誇るYZF-R1は、排出ガス規制の強化が続くなかで「次期モデルが登場しないのでは」との見方もあり、2025年モデルは発表時点から大きな話題を呼びました。

ヤマハ「YZF-M1」
ヤマハ「YZF-M1」

 SNS上では「欲しかったのに注文できなかった」「このまま生産終了してしまうのか」といった声が多く、限られた生産台数に対して需要が大きく上回ったことがうかがえます。

 販売現場でも同様の状況が見られます。ヤマハ販売店の担当者は次のように話します。

「当店への入荷は2台のみで、すでに予約されていたお客様への納車を終えた段階で在庫はありません。店頭展示用の車両も確保できていない状態です。

 ただ、2025年10月初旬にメーカーから『YZF-R1の増産を予定している』との連絡がありました。

 具体的な時期は示されていませんが、販売店としてはその情報を踏まえて販売体制を整えています。

 現時点で新規予約を受け付けられるとは言い切れませんが、増産が行われれば再び販売の見通しが立つと考えています」

 このように、販売店では増産を前提とした販売計画を検討している状況のようです。

 詳細は未定ながら、増産台数次第では購入できなかったユーザーにも入手の機会が訪れる可能性があります。

※ ※ ※

 2025年モデルのYZF-R1は、MotoGPマシンの技術を量産車に反映した最新モデルとして注目を集めたものの、発表直後に受注停止となりました。

 現時点では受注再開の正式発表はなく、メーカー公式サイトでも「受注終了」の表記が続いています。

 増産や追加販売に関する詳細についても未定ですが、購入を検討している場合は早めに販売店へ意向を伝えておくことで、入荷した場合に案内を受けられる可能性があります。

 今後のヤマハからの正式な発表に注目が集まります。

■主要諸元
・全長×全幅×全高:2055mm×690mm×1165mm
・シート高:855mm
・車両重量:201kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4ストロークDOHC4気筒
・総排気量:998cc
・最高出力:200ps
・最大トルク:113Nm
・燃料消費率
  WMTCモード値:15.2km/L
・燃料タンク容量:17L

Gallery 【画像】サーキット由来のフラッグシップスポーツ ヤマハ「YZF-M1」を見る(20枚)

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