VAGUE(ヴァーグ)

日本の“ワビサビ”って最高だよね! インバウンドで見直される新しい食体験とは? 完全予約制レストラン「WabiSabi TOKYO」(初台)がオープン

“観光地の喧騒から離れた、本質志向の体験”を求める声に応えて

 PRADAとのコラボレーション経験を持つ料理家・寺井幸也氏と、京都で修行後、ホテルニューオータニで国内外の料理長を歴任し、現在はnonpi総料理長として活躍する料理人・松田康平がタッグを組み、和をベースにしながらも新しい発想でコースを創造する新しいレストラン事業が2025年10月にスタートした。

「WabiSabi TOKYO」のコンセプトは「静寂と雅を味わう食の世界へ」。主な事業はケータリングと完全予約制のレストラン、店舗貸切プランタスタジオレンタルなど。侘び寂びの精神を映した料理と演出で、特別な一夜を提供してくれる。

コースイメージ。器や盛り付け、そして仕掛けにもこだわる
コースイメージ。器や盛り付け、そして仕掛けにもこだわる

「WabiSabi TOKYO」を経営するのは「食でココロつなげるセカイをつくる“フードコミュニケーションカンパニー”」、株式会社ノンピ。

 訪日外国人旅行者がコロナ前を超える過去最高を記録。

 主要観光地では人混みや混雑が課題となる中、人混みを避け、「深い体験・文化理解・静かな時間」を求める旅行者の声が強まっており、課題や世界的ニーズに対し、静謐と雅に包まれた空間で四季の旬を生かした料理とともに、日本の“侘び寂び”という伝統文化の本質を体感いただけるブランドとして発信していくという。

「WabiSabi TOKYO」では、四季の旬を生かした料理とともに、日本の“侘び寂び”という伝統文化の本質を体感できるよう、日本を代表する三味線奏者とのコラボレーションディナーや、牧草牛の生産者インタビュー映像とディナーを通じて「生と死」を紡ぐひとときを過ごす食体験、さらには不完全さや移ろいを美とする日本の茶室体験など、食と文化を多角的に掛け合わせた体験プログラムを展開。

 チェーン店舗や画一的な観光体験が増え、本物志向の芸能が失われゆく中で、ここでしか味わえない“本質志向の伝統芸能×食体験”が楽しめる。

 食材は、日本の旬を感じさせる食材のほか、未利用魚、規格外野菜などにも注目。小骨が多い、流通に乗せられないといった食材に関しても、卓越した技術により華やかかつ美味しい料理へと変化。

 侘び寂びの心で紡ぐ至高のフルコースやケータリングフードを堪能することができる。

店内。黒を基調としたシックな雰囲気。
店内。黒を基調としたシックな雰囲気。

 今後は、より本物志向の伝統芸能と、食体験の新しいコラボレーションを通して、新しい和の魅力を世界へ展開していくと語る料理家・寺井幸也氏。

 二人のシェフが静謐と雅の世界観で紡ぎ、新たな食体験へと誘う唯一無二の食体験が日本発世界へと躍進していくのを期待したい。

WabiSabi TOKYO
住:東京都渋谷区本町6-21-4
HP:https://www.nonpi.com/wabisabi-tokyo

Gallery 【画像】コースの中身は?店内の雰囲気も合わせて画像で見る(12枚)

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