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日本唯一の「EVキャンピングカー」がジャパンモビリティショーナゴヤに登場!? カーステイが提案する未来の“動く拠点”とは

電気で走り、暮らす時代へ

 キャンピングカーや車中泊スポットのシェアサービスを展開するCarstay(カーステイ)は、2025年11月22日から愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開催される「Japan Mobility Show Nagoya(ジャパンモビリティショーナゴヤ)2025」に出展します。

「Japan Mobility Show 2025」で展示されたEVキャンピングカー「moonn.」の「T-01」
「Japan Mobility Show 2025」で展示されたEVキャンピングカー「moonn.」の「T-01」

 東京会場で好評を博したEVキャンピングカー「moonn.(ムーン)」ブランドの「T-01」と、多用途バン「SAny.VAN(サニーバン)」が展示されます。

 T-01は、日本で初めて販売を開始したEVキャンピングカーで、中型商用バンベースの車両としては国内唯一のモデルです。

 ベース車両にはHW ELECTRO社の電気バン「ELEMO-L」を採用し、カーステイが荷室をリビング空間に改装。43.5kWhのメインバッテリーと、370Wソーラーパネルから充電できる200Aサブバッテリーを備え、電子レンジや冷蔵庫、エアコンなど家庭用電化製品の使用が可能です。

 ベッドはシングルからセミダブルに拡張でき、大人2名が就寝できます。消費税込みの車両価格は995万円からです。

 もうひとつの展示車両サニーバンは新車、中古車、持込車両いずれにも対応するキャンピングカーで、価格は新車約550万円から、中古車約420万円から、持込車両の架装は220万円から。納車は最短1か月と短く、業界内でも競争力のあるモデルです。

 内装にはソファベッド、シンク、照明、バッテリーを標準装備。空や森など自然をテーマにしたアースカラーのデザインを採用し、素材にはロシアンバーチを使用しています。

 カーステイは、今回の展示で「可動産(かどうさん)」という新しい概念を提案。これは、キャンピングカーを単なる移動手段ではなく「動く拠点」としてとらえる考え方で、災害時にはシェルター、平常時には旅や暮らしの場として活用できる二重の価値を持っているといいます。

 同社は、2030年代にはバンライフ市場が約5000億円規模に成長すると見込んでおり、持続可能で自由なライフスタイルを支えるインフラとしてキャンピングカーを位置づけています。

 ジャパンモビリティショーナゴヤ2025では、展示会場「Tokyo Future Tour 2035」や「モビリティ・ビレッジ」内で、EVキャンピングカーとシェアリングエコノミーの未来を体感できます。来場者には限定ノベルティの配布も予定されています。

Gallery 【画像】EVが家になる時代へ! 次世代キャンピングカーを写真で見る(10枚)

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