高速料金が半額以下になる!? 平日朝夕割引よりもオトクなETC周遊割「ドラ割」「速旅」「みち旅」って何? 使い方と注意点とは
どれだけおトク? シミュレーションしてみた
では、これらのETC周遊パスの利用で、実際にどれくらい通行料金を節約できるのでしょうか。NEXCO東日本が販売する「ドラ割 東北観光フリーパス 東北6県周遊プラン 首都圏発着」でシミュレーションしてみましょう。
この商品の周遊エリアは青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県内となっていて、発着エリアは圏央道の「下総IC〜あきる野IC」、常磐道の「三郷IC〜土浦北IC」、東北道の「川口JCT〜羽生IC」、関越道の「練馬IC〜花園IC」となっています。
利用期間は3日間で、普通車で利用する場合、価格は1万6000円です。
もし関越道の練馬ICから青森道の青森中央ICまで、平日日中に関越道〜圏央道〜東北道〜青森道というルートで走行すると、通行料金はETC通常料金で片道1万5090円(普通車、以下同)、往復3万180円となります。
同じルートを休日割引が適用となる土日に走行すると、通行料金は片道1万1160円、往復で2万2320円です。
つまりETC周遊パスを使えば、東京から青森までの単純往復であっても、平日で約5割引、休日でも約3割引となるのです。
そして目的地がより近場でも、その有用性は明らかです。同様に盛岡(盛岡IC)を目的地とした場合、ETC通常料金で往復2万3780円で約3.3割引、休日割引では往復1万7780円で約1割引となります。
見た目の割引率は下がりますが、それでも単純往復よりも有利で、また周遊区間内で自由に乗り降りできることを考えると、その優位性は割引率以上にあると考えていいでしょう。
※ ※ ※
このように高速道路の通行料金の節約に有効なETC周遊パスですが、利用にあたっては注意点もあります。
まず利用には、事前にNEXCO各社のウェブサイトで申し込みが必要です。さらに申し込み時にはETCカードの指定が必要で、申し込み内容と異なるETCカードでは周遊パスの適用が受けられません。
また発着エリアで他の高速道路からの連続走行する利用の可否や、発着エリアから周遊エリアまでの移動に使うルートが、商品によっては指定され、走行の形態によっては周遊パスの適用外になります。商品ごとの詳細をしっかり確認しましょう。
ガソリン税の暫定税率の撤廃も決まり、この冬にはロングドライブを計画している人も多いと思います。
その際は目的地周辺を対象とするETC周遊パスについて確認し、節約した高速道路の通行料金でひとクラス上のホテルやグルメを楽しんでみてはどうでしょうか。
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