使い方によっては高速料金が半額以下になるって!? ETCを使うライダーは知っておきたい「ドラ割」「速旅」「みち旅」のツーリングプランとは
お得なツーリングプラン、いくら安くなる?
過ごしやすい気温の秋は、ツーリングには絶好のシーズンです。
栃木県の日光や長野県のビーナスラインなど、紅葉の名所を訪れるライダーも多いでしょう。
しかし、遠方に向かうとなると、気になるのが費用です。ガソリン代や宿泊費に加え、高速道路代がかさむため、ツーリングを計画する際に予算の調整が必要になります。
とくに、高速道路を利用すれば、移動時間を短縮でき、観光地での滞在時間を確保できますが、目的地が遠ければ遠いほど高速料金も高額になりがちです。
また、移動中の食費やお土産代、場所によっては駐車場代など、現地での費用も積み重なります。
こうした費用の悩みを解消する方法のひとつが、「ツーリングプラン」と呼ばれる二輪車限定の高速道路割引プランです。

このプランを利用すれば、長距離移動にかかる費用を抑えることが可能です。では実際に、どれほど節約できるのでしょうか。
たとえば、東京から長野県のビーナスラインに向かうライダーを例にとってみましょう。高井戸インターチェンジを出発し、諏訪インターチェンジで終わる場合、ETC利用料金は軽自動車料金で片道4160円かかります。
しかし、ネクスコが提供するツーリングプランの「首都圏 東名・中央道コース ワイド」を利用すれば、料金は3900円に抑えることができます。
このように、ツーリングプランを使用することで、通常より安価に高速道路を利用することができるのです。
さらに、ツーリングプランは乗り降り自由という特徴もあります。たとえば、渋滞が予想されるエリアを避けて一時的に下道に降り、その後再びインターチェンジで乗っても、実際にかかる費用はプラン料金である3900円のままです。
このように、出発地点や到着地点にとらわれず、柔軟に利用できる点も魅力です。
さらに嬉しい点として、ツーリングプランは二日間の利用が可能です。たとえば、東京から長野県に向かい、現地で一泊して帰る場合、往復料金は通常8320円かかりますが、ツーリングプランを利用すれば往復しても3900円で済みます。
これにより、約4420円の節約ができ、高速料金が半額程度に抑えられるのです。
くわえて、ツーリングプランはさまざまな地域に対応していることも特徴です。
たとえば栃木県日光市の紅葉を見に行くライダーが東京から出発する場合には、「東北道・常磐道コース ミニ」を利用することができます。
このプランを利用すると、川口中央インターチェンジから日光市手前の宇都宮インターチェンジまで、通常片道2770円かかるところを、往復2500円に抑えることが可能です。
このように、ツーリングプランをうまく活用すれば、目的地までの移動費を大幅に節約できます。
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