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いま“いちばん予約が取りづらい私鉄特急”!? 大阪・京都・名古屋から伊勢志摩を結ぶ超豪華な近鉄の「観光特急」の魅力とは?

“移動そのものの楽しさ”を味わえる贅沢なトラベル

 さて、このしまかぜの運行ダイヤは、大阪難波駅〜賢島駅、京都駅〜賢島駅、近鉄名古屋駅〜賢島駅でそれぞれ1日1往復(各駅発賢島駅行きが午前、賢島駅発各駅行きが午後)設定され、大阪難波駅発着は火曜日、京都駅発着は水曜日、近鉄名古屋駅発着は木曜日が運休日となっています(年末年始などの繁忙期は運行)。

近鉄の観光特急「しまかぜ」のプレミアムシート
近鉄の観光特急「しまかぜ」のプレミアムシート

 乗車には運賃、特急料金のほか、「しまかぜ特別車両料金」が必要で、大阪難波駅〜賢島駅は5460円(おとな、以下同)、京都駅〜賢島駅6150円、近鉄名古屋駅〜賢島駅は5060円です。

 なお和風個室、洋風個室については、別途「個室料金」が1室あたり1050円必要となり、乗車区間に大和八木駅~伊勢市駅間または近鉄四日市駅~伊勢市駅間を含む場合のみ、購入可能です。

 このようにしまかぜは、しまかぜ特別料金や個室料金が加算されるため、運賃、料金の合計は一般の特急列車よりも高額にはなります。

 ただ全区間で1050〜1160円(個室の場合は1室あたりさらに1050円)の差額で2時間〜2時間40分ほどのぜいたくな旅を楽しめると考えれば、けっして高くはないと考えられるでしょう。

 それを示すように、しまかぜのきっぷのうち、サロンおよび個室は平日ですら予約が困難な“プラチナチケット”として知られ、きっぷが発売される乗車日の1カ月前の10時30分には“即売り切れ”となってしまうことも珍しくありません。

 どうしても「しまかぜのサロンや個室での旅」を味わいたいのであれば、競争率の高い「土曜日の下り、日曜日の上り」ではなく、できれば往復とも平日を狙うスケジュールがおすすめです。

 また発売日の10時30分にはインターネット予約ができる状態で待機し、さらには一般の予約がまず集中しがちな「下り列車」をあえて避け、「上り列車」を第一希望にするなどの作戦も有効でしょう。

 もし運よくしまかぜのきっぷを手にすることができたら、新幹線や一般の特急とは異なる“移動そのものの楽しさ”を存分に味わってほしいと思います。

Gallery 【画像】こんな豪華な特急で旅したい!近鉄「しまかぜ」の車内を写真で見る(21枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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