えっ! 知ってるクロワッサンと違くない…? 斬新なフォルムに衝撃を受ける「デュヌ・ラルテ麻布十番店」のパンとは
斬新なフォルムに衝撃を受ける
麻布十番駅から徒歩約4分、麻布通りから少し入った場所にあるブーランジェリー「d’une rarete(デュヌ・ラルテ) 麻布十番店」。メインストリートから少し離れているため、喧騒からも少し離れ、穏やかな雰囲気が漂っています。
「デュヌ・ラルテ(d’une rarete)」は、フランス語で『類にも稀なる』『希少なもの』『特別なもの』という意味です。店名には、類稀なパン屋でありたい、東京の生活者が気持ちよく食べられるパンを作りたい。というシェフの想いが込められているんですよ」と話すのは、マネージャーの平沢さん。そもそも、なぜ麻布十番にお店を?
「都会の真ん中でも、ほっと落ち着ける“アットホームなパン屋”でありたいと思っています。
スタッフとお客様との距離も大切に、そして、毎日通いたくなる、心がやわらぐ場所を目指していることから麻布十番を選びました。実際、お客様はお子様からご年配の方まで幅広くご利用いただいています。外国の方も多いですね。なので、品揃えに関しても、さまざまなニーズに応えられるよう、ハード系もソフト系も増えているんですよ」。

実際、この日も、店の端に子供用の自転車が置いてあったり、年配のご夫婦がテラス席でパンとコーヒーを楽しんでいたり。確かに、幅広い世代が通っていそうです。
「実はお客様に提供する時も、『おいしい状態で、おいしいものを食べてほしい』というシ
ェフのこだわりから、必ずオーブンでリベイクしてから提供しています」。
おいしいものを、おいしい状態で。シェフの気持ちが込められた、おすすめのパンを5つ紹介します。
三日月型でも菱形でもないクロワッサン! パリッと感がたまらない「ラルテ」
「クロワッサンといえば、三日月型や菱形が一般的ですが、あえて巻かないことで表面に層のサクサクとした食感を楽しめるようになっています。どこを食べてもサクサクなんですよ」。と本間シェフ。

四角くて、層が立っているクロワッサン。なかなか見ないフォルムです。
「素材は北海道小麦、国産小麦にデュラム小麦を一部配合しています。砂糖は、優しい甘さの奄美大島産のサトウキビを原料とする素炊糖を使用し、更に練乳を加えることで甘い香りや風味を、さらにバターを折り込み香り高く仕上げたものになります」。
食べてみると、確かにサクサク、でもクロワッサンならではのバターの香りなどもたっています。リベイクされているので、出来立て感も。シンプルだけれど飽きのこない、そして軽やかなので、もう一個食べたくなるおいしさです。
寒い季節にぴったりな味わい。イチジクとクリームチーズ
「これは、イチジクをワインとシナモンやクローブ、スターアニスなどのスパイスで煮込んで味付けたものに、クリームチーズを一緒に練り込んだものです。こちらは多加水の生地なので、食べるともちもちとした食感が楽しめますよ」。

ラルテがサクサクだったのに対して、こっちはもちもち食感。そしてワインやスパイスで煮たイチジクとクリームチーズ入りなので、ワインなどお酒との相性も良さそう。もっちりとした食感の中に、時々やってくるイチヂクの甘味とチーズのコク。絶妙なバランスがたまりません。
シンプルだからこそパン自体の旨みを感じる「パンサレ」
「小麦粉をゲル状にして、それを生地に練り込んでいるんですね。それにより、周りが少しサクッと、中が柔らかくなっているんですよ」

味は塩とバターのみ。シンプルだけど素材の良さが伝わってくるパンです。ふわっとしているけれど、中はモチッとしている。何か塗ってもいいのかも入れないけれど、シチューや肉料理など、味の強いおかずと合わせるのが良さそうです。
「椿酵母」で作る一味違う美味しさ。「極上あんぱん」
「長崎の五島列島から取り寄せている、特別な酵母、椿酵母で作った生地、そしてこしあんを有塩バターで一緒に包んだものです。他のあんぱんとは違う香り、風味が楽しめますよ」。

椿酵母自体に味はないけれど、椿の香り、そしてこしあんだからなのか、パンだけれどまるで和菓子のような雰囲気を持つあんぱん。主張しすぎない優しい味は、おいしい日本茶と一緒に楽しみたくなる味わいです。
縁の下の力持ち的存在のシラス!「シラスとカマンベールのベーコンエピ」
「しらすを練り込んだ生地に、ベーコンとカマンベールを包み込んで、エピ、つまり麦の穂の形にしたものですね。バゲットの生地なんですが、湯種を使っているので、こちらも、もちもちとした食感なんですよ」。
見た目にはしらすはほぼわからないけれど、噛むとほのかな塩気と香りでしらすの存在を感じます。これも、ワインやビールなどのお酒とも合いそう。お食事パンとしても、そしてお酒の相手としてもおいしく楽しめそうです。
最後に、おすすめの過ごし方を聞くと、「冬はシュトーレンを販売するほか、季節のスイーツなどもおすすめですね。パンは毎月季節のものを新商品で出しております。あと、ドリンクもバリエーションがあるので、ぜひ注目してほしいです。コーヒーはスタッフが豆から厳選して作る、ちょっとこだわりのあるコーヒーなんですよ」。

また、食パンの食べ比べができる「食パンモーニングプレート」¥1,200、陳列しているパンの中から“好きなパンを選べる”「お好きなパンプレート」¥1,300があり、その日の気分でパンを選べるのが、たくさんのお客様に喜ばれているとのこと。
「サンドイッチも生地づくりから具材まで何度も試作を重ねた自信作ばかりなんです。サーモン×クリームチーズのもちもちサンド 、ブリーチーズ×ハムのサクサクサンド 、特製バインミー(デュヌラルテ自慢のバゲット使用)各 ¥880も朝からしっかり満足できるラインナップなので、ぜひお気に入りの一皿を見つけてください」。
麻布十番にあるおしゃれなお店だけれど、どこかほのぼのとしていて、居心地のいいブーランジェリー、デュヌ・ラルテ。
次回は、カンパーニュやブリオッシュなど、王道のパンを買いにくるか、それとも季節限定のパンにするか。あんぱんと同じ、椿酵母を使った食パン、パンドミも気になる。
次回は天気のいい午前中に来て、テラス席でのんびり過ごしたいと思います!
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