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キムタクのドラマで人気沸騰! 25年前にあった「TW現象」って何のこと? 中古バイク屋が語る「芸能界と買取相場との関係」とは

中古バイク店が語るTWバブルの熱狂と買取相場の急激な上下動

 ドラマの影響により爆発的な人気を博したTW200ですが、当時の市場はどのような状況にあったのでしょうか。

1987年に登場したヤマハ「TW200」。当時は角目モデルだった
1987年に登場したヤマハ「TW200」。当時は角目モデルだった

 かつての熱狂的なブームの最中における市場の様子について、ある中古バイク店の店員は次のように話します。

「ヤマハのTW200は、軽量な車体構成やカスタムのベース車両として、主に若者たちからの注目を集めている車両でした。

 そして2000年にドラマが放送されると、木村拓哉さんが劇中で乗っていたTW200の独特なカスタムに憧れた若者たちによる需要が、瞬く間に急増しました。

 その結果、当時は新車価格が30万円ほどに設定されていましたが、ドラマの流行によって新車の納期が3か月待ちになる事態が発生しました。

 また、新車がすぐに手に入らないことから中古市場への需要が殺到し、中古価格が100万円以上にまで跳ね上がり、まるでバブルが到来したかのように中古価格が高騰し続けていました。

 最盛期にはこのような異常な高値が続く状態にありましたが、時が過ぎてブームが落ち着き、需要が安定期に入ると状況は一変しました。

 高騰していた中古市場が正常化したことで、買取価格が10万円ほどまで落ち込むことになったのです。

 ブームにより特定車種の価格が値上がりする現象は何度かあり、近年では、コロナ禍でホンダ『レブル250』が似たような状況になり、中古価格が新車価格を上回る逆転現象が見られました。

 それでも、当時のTW200は現在のレブル250の事例よりも、市場価格の上下動がより一層激しかったという印象が強く残っています」

 このように、テレビドラマの影響によって、TW200の市場価値は一時的に新車価格の3倍以上にまで膨れ上がりました。

 中古バイク店の店員によると、特定のブームによって一部の車種の市場価格が混乱することは、過去の二輪市場においても実際に発生しているといいます。

 現在は中古相場も落ち着きを見せていますが、芸能界やメディアの露出が市場価格を大きく左右した歴史的な事例といえるでしょう。

※ ※ ※

 過去の「TW現象」は、メディアの露出がきっかけで中古相場が新車価格を大幅に超えるという、二輪市場における異例の事態となりました。

 ブーム終息後の急激な価格下落も含め、流行が市場価格に与える影響の大きさを再認識させる歴史的な出来事だったといえます。

 今後はどのようなモデルが新たな注目を集め、二輪市場を活性化させるのか。その動向に注目です。

Gallery 【写真】キムタクと常盤貴子のドラマにときめいた! 主人公が乗りこなしたヤマハ「TW200」を見る(17枚)
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