えっ、同じ車種なのに差が? バイクの世界にも“歳末セール”が存在!? 一年を通して安く買えるシーズンはあるのかバイク販売店の“プロ”に聞いた結果…
中古バイクの店頭価格は一年を通して安定的に推移する傾向
新しく二輪免許を取得してバイクライフを始めたいと考える人や、現在の愛車を売却して別のモデルへ乗り換えたいと考える人、中型クラスから大型クラスへとステップアップを目指す人など、二輪車を買い替える理由は多岐にわたります。
そして、このような買い替えの際に多くのライダーが注視するのは、店頭に並んでいる中古バイクの販売価格です。
SNSでも、「バイクの買い替えを検討しているが少し待てば安くなる時期があるのではないか」という疑問の声が上がっています。
なかには、「年末とかにバイクの中古価格が安くなるって聞いたから、今度からは年末に買うようにしようかな」「バイクも歳末セールみたいになるのなら、その時期を待ちたい」と考えるライダーもいるようです。
一年を通して値段が変わらないように見える中古市場ですが、実際にはどのような移り変わりがあるのでしょうか。
ある中古バイク販売店の店員は次のように話します。
「時々、SNSなどでバイクは年末に安くなるといった噂が流れたり、歳末セールを行うことがあるといわれていたりすることがあります。
実際に歳末セールを実施するかどうかは個別の販売店による判断に委ねられていますが、基本的には一年を通して中古バイクの価格が明確に安くなる時期というものは存在せず、わずかな変動にとどまるのが一般的です。
そのため、一年を通して価格差は少なく、50万円の価格が設定されている車両であれば50万円前後で、30万円の価格がついている車両は30万円前後で通年取引されることがほとんどです。

また、それぞれの車両の値付けには明確な理由があるため、季節によってその価値が大きく変動することはほとんどありません。
ただし、過去には特殊な事情によって中古相場が大きく混乱した時期もありました。
たとえば、生産が終了してプレミア価値がつくような希少な車両は、中古市場での価値が上昇します。
このようなモデルは、市場のニーズに比例して価格が激しく変動することがあります。
そのほか現行のモデルであっても、新型車のように市場に出回っている数が少ないモデルの場合は、供給よりも需要が大きくなるため中古相場が高騰します。
近年における顕著な事例としては、コロナ禍に伴うバイクブームが挙げられます。
この時期には、ホンダの『レブル250』などの中古相場が新車価格を上回るほどに跳ね上がった例が確認されています。
また、ヤマハの『SR400』が生産終了となり、入手が困難になったことで中古価格が高騰した事例も記憶に新しいところです」
このように、バイクの中古販売相場は一年を通して大きく変わることはありませんが、特殊な要因で相場が急変し、値段が上がる事例は存在するといいます。
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