「伝説的ムーブメント」の設計思想を現代に問う――ついに日本上陸を果たす独立系時計ブランド・ジャン マルク フュルーリーとは
30年のキャリアで磨かれた技術と審美眼。気鋭の独立系メゾンがついに日本上陸
新旧マニュファクチュールが鎬を削る高級時計の本場スイス・ジュネーブにて、2020年より本格的に活動をスタートした独立系時計ブランド・ジャン マルク フュルーリー。
ローンチ以来、優れた技術が世界の時計愛好家の間で話題となっているブランドが、旗艦モデルを携えていよいよ日本上陸を果たします。
創業者は、時計業界で約30年のキャリアを誇り、しかもその間にはあのパテック フィリップにて製造責任者を含む10年以上の経験を積んできたというジャン=マルク・フュルーリー氏。
2017年に自身のアトリエを設立してからは、オーダーメイドによる高品位なムーブメントパーツを独立系メゾンを中心に供給、彼が手がけたパーツは、かのジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリで入賞を果たしたタイムピースにも搭載されるといわれています。
2020年のブランド設立以降はこれらパーツのオーダーメイド製造と並行して自社製品の製造販売も展開。
熟練の職人技によって寸分の隙なく仕上げられたタイムピースの数々が、特別な価値を愛好家から大いに支持を集めています。

名品“レマニア 2310”の設計思想をモダンな感覚で再構築
今回の日本上陸にて堂々デビューを果たす「クロノグラフ FXR-4」は、2024年にブランド初のクロノグラフとして発表した記念碑的なタイムピース。
心臓部に抱くムーブメント・Cal.FM04は、手巻きクロノグラフの金字塔といわれる“レマニア 2310”をベースに、5年の歳月をかけて現代的に再構築したモデルです。
“レマニア 2310”とは、1884年の創業から1981年にブレゲに買収されるまで、スイスの高級メゾンにムーブメントをOEM供給していた時計メーカー・レマニアが1942年に発売したクロノグラフムーブメント。
コラムホイールと水平クラッチを備えた美しいムーブメントはパテック・フィリップやブレゲ、ロジェ・デュブイなどでベースとして使用され、のちにオメガのCal.321の原型となった手巻きクロノグラフの傑作です。
本モデルに搭載されるCal.FM04では、この名品の設計思想を保ちつつ、サイズを径27mmから径32.5mmまでサイズアップ。
ブリッジにはジャーマンシルバーを採用、マットブラックのNACコーティングと入念なサテン仕上げを施すことで重厚ながらモダンな印象に。
その一方で、特徴的なコラムホイールやレバーには入念なポリッシュ仕上げが施され、ブロンズ色の歯車の背後には伝統的なペルラージュ装飾を敷き詰めた地板をのぞかせるなど、サファイアクリスタル製のケースバックからのぞかせる構造美はまさに芸術の域。
多様な装飾がさざなみのように重なり合うさまは目を見張るほどの美しさです。

リサイクルステンレススティールを用いたケースは直径40mmに収まり、9時位置にはスモールセコンド、3時位置には30分積算計、6時位置にはポインターデイトをバランスよく配置。
インダイヤルを彩るサーキュラーサテン仕上げや極細の時分針、面取りを施した台形型のインデックスなど、都会的で洗練されたディテールも魅力です。
所有する喜びとともに、積み重ねられてきたスイス高級時計の歴史の奥深さをあらためて実感させてくれるタイムピース。各色世界限定11本という希少性も話題を集めそうです。
製品仕様
「ジャン マルク フュルーリー クロノグラフ FXR-4」
・価格(消費税込):1122万円
・ケースサイズ:40mm径・12.8mm厚
・ケース素材:リサイクルステンレススティール
・ストラップ:ファブリック
・風防:サファイアクリスタル(無反射コーティング)
・ムーブメント:手巻き Cal.FM04(時・分・スモールセコンド、クロノグラフ、30分積算計、ポインターデイト、デイ&ナイト表示)
・駆動時間:パワーリザーブ約60時間
・防水性能:3気圧防水
・ダイアルカラー:ブルー、アンスラサイト
・限定本数:世界限定 各11本
・発売時期:2026年1月
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