かつての独居房が優雅なリラックス空間へ!? 日本初、国の重要文化財である“旧監獄”を活用したラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」ってどんな宿?
建物の意匠や空間性を生かしつつ、現代的なラグジュアリー空間として再生
星野リゾートが手がけるブランドのひとつである「星のや」は、国の重要文化財「旧奈良監獄」を活用したラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」を、2026年6月25日に開業します。
旧奈良監獄は、明治政府が建設した五大監獄のひとつで、唯一現存する歴史的建造物です。ハヴィランド・システムと呼ばれた建築が取り入れられた施設棟は、看守所を全体の中心に複数の棟が放射状に伸びており、今⽇に至る⽇本の「近代監獄」を象徴する建物となっています。
星のや9施設目となる星のや奈良監獄のコンセプトは「明けの重要文化財」。旧監獄が持つ歴史と、ラグジュアリーホテルとして新たに歩み出す時間を象徴するものとして設定されています。
歴史的な赤レンガの壁や放射状の舎房構造を残しながらも、現代の感性を取り入れたデザインが随所に見られる点が特徴です。
客室は全48室で、すべてスイートルーム仕様です。旧監獄の独居房をモチーフにした客室タイプ「The 10-Cell」など、歴史的建築を感じられる設えとなっています。
また寝室、リビング、ダイニングなど用途に応じた空間が分けられており、重厚なレンガ壁や木質パネルが調和した落ち着いた空間で過ごせるよう設計されています。

ホテル内のダイニングでは、西洋から伝わった料理の伝統と日本人の感性を融合させた日本のフランス料理を提供予定。さらに、星のやらしい非日常を味わえるさまざまな空間演出やアクティビティなども計画中だといいます。
旧奈良監獄の敷地内には、ラグジュアリーホテルと合わせて「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」も展開されます。こちらは2026年4月27日に開館予定で、旧監獄の歴史や背景を知ることができます。
ホテルのロゴには、時間の流れを表す砂時計のモチーフが取り入れられています。これは旧監獄が刻んできた歴史の時間と、新たなホテルとしての時間を象徴するとして選ばれています。
今回の開業は、歴史的建築を保存・活用する好例として注目されており、旧監獄の歴史的価値を後世に伝えるとともに、滞在を通じて日本の近代建築史や文化を感じられる新しい観光資源になると期待されています。
●施設概要
「星のや奈良監獄」
・住所:〒630-8102 奈良県奈良市般若寺町18
・価格:1泊 14万7000円〜(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
・客室数:48室
・チェックイン:15時から/チェックアウト:12時まで
・アクセス:(車)「木津IC」から約10分/(電車)JR「奈良駅」からタクシーで約12分
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