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右ハンドル車は74台しか作られなかった 42年前の「赤いフェラーリ」がオークション登場 頑張れば手に届きそうな「308GTBクアトロヴァルヴォーレ」とは

予想落札価格は約1712万円から2140万円

 2026年1月にオンラインで開催されるブロードアローオークション主催の「UKオンライン」にて、1984年式フェラーリ「308GTBクアトロヴァルヴォーレ」が出品される予定です。

 どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品予定の1984年式フェラーリ「308GTBクアトロヴァルヴォーレ」(c)BROAD ARROW Auctions
オークションに出品予定の1984年式フェラーリ「308GTBクアトロヴァルヴォーレ」(c)BROAD ARROW Auctions

 フェラーリ308GTB“クアトロヴァルヴォーレ”は、1983年に308GTBの最終進化形として登場しました。

 当時革新的な技術だったクアトロヴァルヴォーレ(=4バルブ)化により、高回転型で魅力あふれるマラネロ製3リッターV8エンジンは吸排気効率が向上し、レスポンスも一段と鋭くなっています。240馬力・260Nmに向上しました。

 その結果、フェラーリのミッドシップV8モデルの系譜の中でも、とりわけ運転する歓びに満ちた一台として、現在に至るまで高い評価を受け続けています。

 シャシ番号52883は、総生産822台の308GTBクアトロバルボーレのうち、わずか74台しか製作されなかった右ハンドル仕様の1台です。

 ボディカラーは定番のロッソ・コルサで、インテリアはクレマレザーにロッソのカーペットを組み合わせ、さらに人気装備であるエアコンも備えています。

 オリジナルのサービス&ワランティブックによれば、本車は1984年9月26日に英国ウェスト・ブロムウィッチのコルモア・フェラーリ・センターを通じて、初代オーナーに納車されました。その後のヒストリーファイルには、英国での歴代オーナーが詳細に記録されています。

 現オーナーのもとでも大切に扱われ、ザ・フェラーリ・センターに加え、名門スペシャリストとして知られるボブ・ホートンによる整備が行われました。2018年から2024年にかけての整備履歴も、複数の請求書によって裏付けられています。

 直近では2024年11月に年次点検が実施され、カムベルトおよび補機ベルトの交換に加え、ピレリP7タイヤ4本が新たに装着されています。

 現在の走行距離は3万6314マイル(約5万8500km)で、これは多数のMOT(車検)記録によって実走行であることが確認されています。

 シャシナンバー52883は、豊富な履歴資料を備えた希少な右ハンドル仕様の308GTBクアトロバルボーレであり、クラシック・フェラーリの世界への理想的な入口となる一台といえます。

 この1984年式フェラーリ「308GTBクアトロヴァルヴォーレ」、予想落札価格は8万ポンドから10万ポンド(1GBポンド=214円換算で、日本円で約1712万円から2140万円)とされています。

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