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ランチ人気No.1メニューは? 店自慢のデミグラスソースは“毎回手作り”! 途中下車しても食べたい町洋食の味とは【何度でも行きたい町洋食#25】

戦後から新川の街の人たちの胃袋を掴んできた“にっぽんの”洋食店

 1950(昭和25)年創業、東京都中央区・新川の街で長く愛され続けている「にっぽんの洋食 新川 津々井」。

「最初は先代の筒井厚惣が妻の文恵、文恵の妹、そして筒井が銀座スエヒロで共に働いていた越田武の4人で始めました。その後、建物の老朽化に伴い、現在の場所へ移転し、2000年11月より二代目として父の越田健夫が経営、今は親子で店を切り盛りしております」と話すのは3代目の晃夫さん。

 店のこだわりは、もちろんデミグラスソース。

「当店のデミグラスソースは伝統を守りつつフランス料理の技法を取り入れることにより、コクと深みとまろやかさを追求しております。

 牛スジや複数の野菜などを煮込み裏ごしするという工程を繰り返し、20日間かけて作り出す独自のソースですね」

店頭の看板には、店名と「つつ井」のマークが
店頭の看板には、店名と「つつ井」のマークが

 継ぎ足しではなく、毎回一から手作り。煮込んでは裏ごしして、を繰り返しながら約200食分のソースを作っていきます。

 創業当時からレシピが変わらないものもあり、昔懐かしい味が今でも楽しめる「にっぽんの洋食 新川 津々井」。中でもおすすめの3品を紹介します。

ランチタイム人気No.1「トロトロオムライス スープ・サラダセット」

 津々井にお昼に食べにくる人の半数以上が注文するというオムライス。卵とケチャップライスを混ぜ合わせて巻き上げる、技ありのオムライスです。

「元々は、高齢のお客様が食べやすいものを、ということで生まれたメニューなんですよ。

 酸味を感じるフレッシュトマトのソースと、トマト&クリームの甘めのソース、2つのソースで楽しんでください」

奥がフレッシュトマトのソース、手前側がトマト&クリームのソース
奥がフレッシュトマトのソース、手前側がトマト&クリームのソース

 セットになっているのは牛乳のポタージュスープとサラダ。スープはベシャメルソースをベースにした、ほっとする優しい味わい。サラダのドレッシングは昔から変わらないトマトドレッシング。もちろん自家製です。

 食べやすさを追求したオムライスはもちろん、ふわっと口の中でほぐれていく柔らかさ。

 オムライスもスープもとっても優しい。そしてサラダなのにじんわりと美味しい。老舗と呼ばれる店は、細部まで丁寧な仕事をしているんだと実感します。人気があるのに納得のセットです。

店自慢のデミグラスソースを堪能。「ハンバーグステーキ」

「肉は合挽肉でつなぎなし。塩コショウのみの味付けで、かなり噛みごたえのある、ステーキのようなハンバーグです。肉の味が楽しめる、肉肉しい味わいで、時代に逆行しているのかな。昔ながらのハンバーグです」と3代目が微笑みながら話すハンバーグ。

トロットロの目玉焼きとハンバーグがよく合う
トロットロの目玉焼きとハンバーグがよく合う

 デミグラスソースたっぷり、そして目玉焼きに付け合わせの野菜など、彩りも美しい一皿です。

 実際にナイフを入れると、しっかりした、弾力を感じます。そしてデミグラスソースをたっぷりつけると、本当に美味しい!

 途中から目玉焼きを切って君のトロトロとも一緒に。これはご飯が進む! 店名の「にっぽんの洋食」に納得。

 これはごはんをいっぱい食べたくなる洋食です。

デミグラスだけじゃない、ベシャメルソースも絶品!「カニクリームコロッケ」

「タラバガニとズワイガニ、2つのカニが入っていて、カニの風味が強いのが特徴の一つですね。ベシャメルソースを固めに仕上げることで、カニとソースのしっかりとした味わいになっています」

 手間と時間がかかることから、自分では絶対に作ろうと思わない料理の一つ、カニクリームコロッケ。

 ましてや、ここまで美味しいクオリティに仕上げるなんて一生無理! と思えるほど絶品です。

これぞ自分では再現できない美味しさ!
これぞ自分では再現できない美味しさ!

 これはゴハンと一緒もいいけれど、一口目はワインやビールと一緒に味わいたい。

 外サクサク、中トロトロふわふわ、そして蟹肉の存在感もしっかり感じられます。

 思わず、すごい! と声が出てしまう、完璧なカニクリームコロッケ。

 濃厚な美味しさだけれどくどさはない。少し甘めのソースがカニとクリームの美味しさを引き立てています。

「以前テレビで紹介された、ポークジンジャーも人気メニューです。歓送迎会など、宴会でのご予約もお待ちしています」(オーナーシェフの越田健夫さん)
「以前テレビで紹介された、ポークジンジャーも人気メニューです。歓送迎会など、宴会でのご予約もお待ちしています」(オーナーシェフの越田健夫さん)

 今回紹介したトロトロオムライスのほかにも、王道の「ハムオムライス」1300円や「ポークオムハヤシ」1600円、「ビーフオムハヤシ」2000円などランチタイムはオムライスだけで4種類から選べるほか、デミグラスソースを満喫できるビーフシチュー2700円やタンシチュー3200円などもあり、どの料理にしようか、本気で悩んでしまうほど魅力たっぷりの「にっぽんの洋食 新川 津々井」。

 そしてディナーメニューを見ていて発見。夜はオムライスが、ハム、チキンの2つに加え、タラバガニのトロトロオムライスにビーフオムハヤシ各2600円も選べる!

 これはもぉ、全オムライスをコンプリートするしかない! 茅場町エリアに行くことになったら。いや、茅場町を電車で通過する際は、途中下車して食べに行くこと決定です!

「にっぽんの洋食 新川 津々井」
住:東京都中央区新川1-7-11
TEL:03-3551-4759
営:11:00〜13:30 (LO)、17:00〜21:00 (LO)土曜11:00〜13:00 (LO)、17:00〜19:30
休:日曜・祝日・不定土曜(月1回)

Gallery 【画像】気になるお値段と店内の様子を画像で見る(15枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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