走行距離8000キロの「Z33」が米国オークションに登場 ニスモ仕様の極上「350Z」19年経った個体の“令和での価値”は
走行5000マイル!良好コンディション個体の詳細とは
今回オークションに出品された個体は、2007年式の350Z NISMOです。

ボディカラーは「マグネティックブラックパール」で、NISMO専用のエアロパーツと相まって精悍な外観となっています。
また、フロントリップスポイラーやリアディフューザーなどの装備は標準モデルと異なり、空力性能を意識した形状です。
ブレーキシステムにはブレンボ製のキャリパーが採用されており、フロントが4ピストン、リアが2ピストンという構成です。
インテリアは、ブラックのクロス地をベースに赤いインサートが入った専用シートが装備されています。
センターコンソールには、北米向け生産分のシリアルナンバー「#0426」が刻印されたアルミプレートが取り付けられています。こうした専用装備は、限定生産モデルであることを示す要素の一つです。
そして、エンジンルームには3.5リッターV6エンジンが収められており、アフターマーケット製のインテークシステムに変更されています。
エンジンのメンテナンス履歴としては、2025年2月にクラッチマスターシリンダーの交換とフルードのフラッシングが、2025年12月にはバッテリー交換が実施されました。
走行距離はデジタルオドメーターで約5000マイル(約8000キロ)を表示しており、製造から約19年が経過した車両としては走行距離が少ない部類に入るといえます。
また、エンジンルームや下回りも清潔な状態が維持されており、保管環境の良さがうかがえます。
くわえて、Carfaxレポートによる事故歴や修復歴の報告はなく、クリーンなタイトル(所有権証明書)が付属しています。
なお、今回のオークションでは47件の入札を集め、最終的に4万1500ドル(約600万円)で落札されました。
新車時の価格は約3万8800ドルであったことから、当時の定価を上回る価格で取引されたことになります。
生産台数の少なさと走行距離の少なさが、価格に反映された結果といえそうです。
※ ※ ※
350Zは、日産のスポーツモデルの変遷において重要な位置を占めるモデルです。
特にNISMO仕様は、メーカーによるチューニングが施された上位モデルとして、一定の評価を得ています。
今回のような低走行かつコンディションの整った個体が市場に出るケースは限られており、今回の落札価格はその注目度を示す結果といえます。
今後も同様のコンディションを持つ車両がどのような評価を受けるか、引き続き注目が集まりそうです。
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