正直「グーグルマップより使いやすい!」の声も 狭い道は選ばない クルマで使うなら“最強”の呼び声も高い 無料の「人気カーナビアプリ」試してわかった“実力”とは
欧米で開発された「Googleマップ」と日本で開発の「Yahoo!カーナビ」との違い
誰でも無料で使えるカーナビアプリとしてよく比較されるのが「Googleマップ」と「Yahoo!カーナビ」です。
ただし両者の性格は少し異なります。Googleマップは徒歩や公共交通機関なども含めた総合的な地図アプリであるのに対し、Yahoo!カーナビはクルマでの移動に特化したカーナビアプリとして提供されています。
クルマで出掛ける機会が増える春、Yahoo!カーナビの最新版を実際に試し、その使い勝手を確認してみました。
まず印象的なのは、地図の見やすさと分岐点での情報の分かりやすさです。交差点や分岐の案内が丁寧で、曲がるポイントを把握しやすく、迷うことなく目的地へ向かいやすい設計になっています。
その理由のひとつが、Yahoo!カーナビがカーナビ機能に特化して作られていることです。さらに、日本特有の道路事情を前提に最適化されている点も大きいでしょう。
Googleマップを提供するGoogleは米国企業であり、アプリの設計思想は欧米の道路環境がベースです。もちろん日本でも利用できますが、欧米と日本では道路環境が大きく異なるため、その違いがルート案内に影響することがあります。
欧米ではほぼすべての道路に名前が付けられており、交差点では指定された道路名を確認することで進む方向を判断できます。そのため、交差点周辺の施設情報はそれほど重要ではありません。
一方、日本では道路名が付けられている道路は一部に限られます。そのため交差点では周辺施設が目印として重要になり、「○○のある交差点を右(左)です」といった案内が一般的です。Googleマップでこうした案内が少ないのは、案内方式の違いによるものと言えるでしょう。

●音声による入力にも対応した使いやすい目的地検索
では実際に“純国産”のYahoo!カーナビを使ってみます。今回使用したスマートフォンはiPhone 15です。
目的地設定では、検索窓をタップすると「キーワード」「目的地履歴」「登録スポット」「住所」の4つの検索方法が表示されます。なかでも便利なのがキーワード検索で、思いついた言葉を入力するだけで候補が表示されます。従来のカーナビのように複数のメニューをたどる必要がありません。
「○○の△△」といった形で条件を含めた検索も可能で、たとえば千葉県にいる状態で「新橋のお寿司屋さん」と入力すると、東京都港区新橋の寿司店が候補として表示されます。電話番号や住所による検索も可能です。
さらに、これらは音声入力にも対応しているため、キーボード操作をせずに目的地を探すこともできます。
住所検索でありがちな「郡」や「大字」の階層を意識せずに探せるのも便利な点です。地方ではこれらが住所表記に含まれることがありますが、Yahoo!カーナビではあらかじめ省略されているため、目的地をスムーズに見つけることができます。
ただし検索機能に関しては、Googleマップの方が優れている場面もあります。Googleは利用者の検索データやインターネット上の情報を独自のアルゴリズムで分析し、検索対象に素早く反映しています。
それに対してYahoo!カーナビは公式データを中心に検索対象としているため、新しい店舗などが見つからないこともあります。その代わり、掲載データの正確性という点ではYahoo!カーナビの信頼性は高いと言えるでしょう。
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