VAGUE(ヴァーグ)

「負動産」を再び人が集まる「地域の資産」へ! 東京から90分 千葉・館山に誕生する“図面なき空き家”を再生した一棟貸しヴィラの特徴とは

かつて街に埋もれていた廃墟を、館山の空に映える白亜のヴィラに

 不動産事業・リフォーム事業を中心に展開する大希企画は、千葉県館山市の空き家を再生した一棟貸し宿泊施設「HOPE PRIVATE VILLA TATEYAMA(ホープ・プライベートヴィラ・館山)」を、2026年5月1日にオープンします。

 同施設は、長年放置されていた住宅をフルリノベーションしたもので、同社にとって初となる宿泊事業です。単なる施設運営ではなく、空き家の新たな活用方法を示す実証モデルとして位置付けられているといいます。

 日本では空き家の増加が社会課題となっており、売却や解体以外の選択肢が求められています。同社は「使われない不動産に価値を与える」という考えのもと、同プロジェクトを始動。

 対象となった建物は築40年のRC造で、図面も残されていない状態でしたが、専門家による実測調査を行い、構造や空間の特徴を丁寧に把握した上で再生がすめられたといいます。

 リノベーションでは既存構造への負荷を抑えるため、配管位置などを活かした設計を採用。装飾は極力排し、モノトーンを基調とした空間に仕上げることで、自然光や素材の質感を引き立てています。

 客室は「黒」「灰」「白」をテーマに構成され、落ち着いた滞在環境を提供。屋上テラスからは館山湾を望むことができ、時間の移ろいを楽しめます。

 また、庭に残されていた一本の桜の木も同施設の象徴です。かつて人が集まっていた場所の記憶を引き継ぎ、再び人が集う場としての再生を目指しているといいます。整備の過程で伐採した樹木はウッドチップとして再利用し、環境に配慮した取り組みも行われています。

 さらに、敷地内にはドッグランを設置し、愛犬とともに滞在できる環境を整えています。広々としたスペースで自然を感じながら過ごせる点も特徴です。

「削ぎ落とす美しさ」を追求したリビング
「削ぎ落とす美しさ」を追求したリビング

 周辺には海水浴やマリンアクティビティが楽しめるビーチ、ゴルフ場、道の駅などがあり、滞在拠点として館山の魅力を満喫できます。清掃や管理は地元業者に委託し、地域経済への貢献も図っています。

 このように同施設は、単に空き家を再生するだけでなく、運営を通じて地域に雇用と経済循環を生み出すことで、真に「地域に根ざした宿泊施設」となることを目指しているといいます。

●施設概要
「HOPE PRIVATE VILLA TATEYAMA」
・住所:〒294-0305 千葉県館山市見物350
・料金:1泊6万円/週末9万9000円
・定員:最大8名(シングルベッド6台+ソファーベッド2台)
・アクセス:(車)「富浦IC」から約20分/(電車)JR「館山駅」からタクシーで約15分

Gallery 【画像】えっすご! 空き家が再生されていくまでの過程を写真で見る(23枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND