「あれ、エンジンがかからない…」 JAF出動理由ナンバーワンの「バッテリー上がり」なぜ起こる? 主な原因と対策とは
定期的な点検と日常の意識、いざという時のブースターケーブルによる対処法
バッテリー上がりを防ぐためには、日頃からの点検と電装品の適切な管理が重要となります。
具体的には、降車時には必ずヘッドライトや室内灯がオフになっているか、ドアが半ドアにならず完全に閉まっているかを確認する習慣をつけることが大切です。
また、定期的な車体点検も欠かせません。
バッテリー本体の横面に記載されている最高液面線と最低液面線の間にバッテリー液が収まっているかを確認する必要があります。
本体上部にあるプラスおよびマイナスの端子部分に腐食が発生していないか、取り付け金具に緩みがないかを確かめることも有効です。

さらに、キャップの通気口に白い腐食物やゴミが詰まっていないかを点検し、外観に割れや膨らみなどの異常を見つけた場合は速やかに点検を受ける必要があります。
万が一バッテリーが上がってしまった場合、ブースターケーブルを使った応急処置が可能です。
具体的な手順としては、まず赤いケーブルをバッテリー上がりのクルマの+端子から救援車の+端子へ接続し、続いて黒いケーブルを救援車の-端子からバッテリー上がりのクルマのエンジン本体またはバッテリー端子へ接続します。
そして接続した後、救援車のエンジンをかけて回転数を少し上げたあとに、バッテリー上がりのクルマのエンジンを始動させます。
エンジンがかかったら、接続時とは逆の順序でケーブルを取り外します。
ただ、バッテリーには化学薬品が使われているため、作業時には十分な注意が必要です。
クルマによっては救援用の端子を別に設けている場合もあるため、事前に取扱説明書で確認しておくことが望ましいといえます。
なお、理由がはっきりしないバッテリー上がりについては、交換する前に整備工場で点検を受け、原因を突き止めることが推奨されています。
※ ※ ※
JAFの出動理由で最も多いバッテリー上がりは、ライトの消し忘れや長期間の放置、夏の酷使による影響など、多様な要因によって引き起こされます。
一般的な寿命とされる2年から3年を目安に定期的な点検を行い、セルモーターの異変などのサインを見逃さないことが予防につながります。
日常的な電装品チェックを徹底しつつ、万が一の対処法を把握しておくことが、突然のトラブルを回避するために重要であるといえそうです。
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