自転車のイメージが変わる… 長距離や悪路もこなす走破性に加え、見た目もカッコいい スポーツタイプの「E-バイク」3選
続いてはオルベアとヤマハのE-バイク
●オルベア「GAIN M20i」
続いて取り上げるのは、スペインの老舗自転車ブランド・オルベアの「GAIN M20i(ゲインM20i)」です。
こちらは3台のなかでも特にロードバイクに近いスタイルを持つE-バイクです。カーボンフレームを採用することで軽量化を図っており、車体重量はわずか13kg。一般的なE-バイクと比較しても、かなり軽量な部類に入ります。

フレームにはワイヤー類をすべて内蔵する設計を採用。外から見えるケーブルを減らすことで、ロードバイクらしいすっきりとしたシルエットを実現しています。
ドライブユニットには、後輪のハブ部分にモーターを配置する「Mahle X20」システムを搭載。一般的なロードバイクに近い自然なペダリング感覚を狙った構成で、アシストが作動していない状態でも抵抗の少ない走行感を実現しています。
変速機にはシマノの電動コンポーネント「アルテグラ Di2」を採用。ボタン操作によって素早くギアを切り替えられるため、ロードバイクらしいスポーティな走りにも対応します。
タイヤにはピレリの「P ZERO Race」を装着。30cサイズとすることで、オンロードでの走行性能を重視しています。
また、長距離を走る際には外付けのレンジエクステンダーにも対応。バッテリー容量を補うことで、より長い距離のサイクリングにも活用できます。
さらに、購入時にハンドルバーやサドル、クランクの歯数などを選択できる点もポイントです。自分の走り方や好みに合わせて仕様を選べるため、E-バイクであってもロードバイクらしく細かくセッティングしたい人に向いたモデルといえます。
価格は120万2300円です。
●ヤマハ「CROSSCORE RV」
最後に紹介するのが、ヤマハのE-バイクブランド「YPJ」シリーズにラインナップされる「CROSSCORE RV(クロスコアアールブイ)」です。
このモデルは、3台のなかでも特に幅広い用途を想定しています。街中での移動はもちろん、自然のなかでのトレイルライドまで対応できるマルチパーパスモデルです。

フレームには、ヤマハがモーターサイクルで培ってきた造形思想を取り入れたハイドロフォーム成形のアルミフレームを採用。バッテリーはダウンチューブの内部に収納するインチューブ構造となっており、スポーティな外観に仕上げられています。
ドライブユニットには、最大トルク75Nmを発揮する「PWseries S2」を搭載。スピードやケイデンス、ペダリングトルク、車体の角度という4つの情報を検知するクワッドセンサーシステムによって、走行状況に応じたアシストを行います。
さらに「オートマチックアシストモード」も備えており、走行中の状況に合わせてアシストモードを自動的に切り替えます。路面や走り方が変わるたびにライダー自身が設定を変更する必要がないため、操作の負担を抑えられます。
変速機はシマノ製「DEORE」の12段変速。ブレーキにはマグラ製の油圧ディスクブレーキを採用しています。
トレイルなどの未舗装路を意識した装備も充実しており、100mmトラベルのサスペンションフォークを標準装備。さらに、レバー操作によってサドルの高さを調整できるドロッパーシートポストも備えています。
バッテリーは500Whクラスの大容量タイプを搭載。1回の充電でプラスエコモードなら184km、ハイモードでも82kmの走行が可能とされています。
サイズはSとMの2種類で、Sサイズの車体重量は22.5kg。価格は38万円です。
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今回紹介した3車種は、それぞれAI制御、オフロード走破性、軽量ロード性能という異なる強みを持っています。
用途に合わせて最適なモデルを選択することで、都市生活の利便性向上やアウトドアでの新しい楽しみ方の発見につながるといえそうです。
今後もバッテリー技術の進化やさらなる軽量化が進むことで、E-バイクは自転車の枠を超えた新しいモビリティとしての地位を確立していくことが予想されます。
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