手軽なのにマニュアル操作を駆使した“本格的な走り”もできちゃう原付二種!維持費が安すぎるのもうれしい「125ccネイキッド」3選
次はヤマハの現行モデルとスズキの生産終了モデル
●ヤマハ「MT-125」
続いて紹介するのは、ヤマハの独創的なネイキッドライン「MTシリーズ」の最小排気量弟分となる「MT-125」です。

本機も2026年10月現在、新車ラインナップに名を連ねる現行モデルであり、兄貴分譲りのアグレッシブで異彩を放つスタイルが大きな魅力となっています。
中央に配された超小型LEDプロジェクターヘッドランプと、その上部に位置する鋭い2眼ポジションランプが生み出すフロントマスクは、一目でMTファミリーとわかる圧倒的な個性を放ちます。
心臓部には、最高出力15ps/10000rpm、最大トルク12Nm/8000rpmを発揮する水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒124ccエンジンを搭載。最大のハイライトは、可変バルブ機構「VVA(Variable Valve Actuation)」の搭載です。低中速でのトルクフルな走りと、高回転域までストレスなく伸びるパワー感を両立させています。
さらに、過度なエンジンブレーキによるリアの挙動乱れを抑制するアシスト&スリッパークラッチや、滑りやすい路面での安心感を高めるトラクションコントロールシステムまで装備。
インナーチューブ径37mmの強固な倒立フロントフォークとの組み合わせにより、ワインディングでもクイックで軽快なライディングを心ゆくまで楽しめます。価格は49万5000円で、3色の魅力的なカラー展開が用意されています。
●スズキ「GSX-S125」
最後にピックアップするのは、スズキのレーシングスピリッツが注ぎ込まれた「GSX-S125」です。

本モデルは現在すでに生産が終了となっているため、入手するには販売店の新車在庫や良質な中古車市場を探す形となります。
スタイリングは、低く抑えられた精悍なフロントカウルに縦型配置の2灯LEDヘッドランプを組み合わせ、ストリートファイターらしいアグレッシブなロー&ロングフォルムを体現しています。
このモデル最大の強みは、同社のスーパースポーツ「GSX-R125」から譲り受けたエンジンとフレーム構造にあります。搭載される水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒124ccエンジンは、最高出力15ps/10000rpm、最大トルク11Nm/8000rpmを発揮。超高回転型のオーバースクエア設計と、スズキ独自のSCEMメッキシリンダー技術により、フリクションロスを限界まで低減し、レブリミットまで淀みなく回る爽快な加速感を提供してくれます。
安全性を高める前後輪独立制御ABSはもちろん、スタータースイッチを一押しするだけでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」や多機能なフル液晶メーターなど、日常の使い勝手にも配慮されていました。新車当時の価格は42万200円と、このスペックとしては驚異的なコストパフォーマンスを実現していた一台です。
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今回紹介した3モデルは、いずれも「125ccだから」という妥協を一切感じさせない、各メーカーの情熱が詰まった本格スポーツです。
厳しい排出ガス規制の導入や、原付一種の変革に伴う新基準原付の話題など、バイクを取り巻く環境は大きな転換期を迎えています。
しかし、クラッチを操作し、エンジンを回し切りながら狙ったラインを駆け抜けるという「バイク本来の走る歓び」を味わえるこれらのフルサイズ125ccネイキッドは、これからも時代を超えて多くのライダーの心を魅了し続けるはずです。
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