免許もガソリンもいらない4輪特定原付「ブレイズイーカーゴ」 初回生産分が早くも完売!? 100キロ走れる“小さな軽トラ”に「重宝しそう」「少しハードルが高い」の声
日常から業務まで対応する積載性と機能性を備えた4輪EV
ブレイズが展開する4輪の特定小型原動機付自転車「BLAZE e-CARGO(ブレイズイーカーゴ)」が注目を集めています。2026年9月16日、初回生産ロットとして用意していた車両が完売したことが発表されました。
2026年4月の発売後には想定を上回る問い合わせや注文が寄せられ、8月に発表された追加生産分も含めて完売。現在は次回生産ロットの受注が始まっており、入荷は2026年12月頃を予定しています。
ブレイズイーカーゴの特徴は、日常の移動だけでなく、荷物を運ぶ用途にも対応できる実用性です。
同モデルは、16歳以上であれば運転免許なしで公道を走行できる「特定小型原動機付自転車」に分類されています。高齢化や地域の公共交通機関の縮小が進むなか、免許返納後の移動手段をどう確保するかは、多くの地域で課題となっています。
特に地方ではクルマへの依存度が高く、タクシーは費用面、バスや電車は時間面、家族による送迎は負担など、それぞれに悩みがあります。そうした背景から、自分のペースで移動できる新たな選択肢として関心が高まっています。
実用性を支えるのが、車体後部に設けられた荷台です。最大30kgまで積載できるため、近所への買い物から小口荷物の運搬まで幅広く対応。人の移動だけでなく、荷物を載せて走ることも想定した設計になっています。
また、ブレイズにとって初めて4輪構造を採用したモデルとなり、2輪モデルとは異なる安定した走行性能を追求。前後にはサスペンションを標準装備し、段差を通過する際の衝撃を和らげながら、車体の挙動を安定させる構造としています。

電動車として気になる航続距離は、標準装備のバッテリー1個で約50km。さらにオプションのバッテリーを追加して2個搭載すれば、最大約100kmまで伸ばすことが可能です。利用する距離やシーンに合わせてバッテリーの構成を選べるため、近距離の移動から比較的長い距離の走行まで柔軟に対応できます。
走行モードの切り替えにも対応しており、車道走行時の最高速度は時速20km、歩道走行時は時速6kmに制限。前後輪にはディスクブレーキを採用し、30kgの荷物を積んだ状態での下り坂でも安定した制動力を確保しています。
さらに、運転席のスイッチを操作することでバック走行も可能。狭い路地や駐車スペースなど、切り返しが必要な場面でも扱いやすいほか、車両の起動時には自動でパーキングロックがかかる安全機構も備えています。
ブレイズイーカーゴの価格は54万7800円。なお、特定小型原付は免許不要で運転できますが、ナンバー登録と自賠責保険の加入が義務付けられており、走れる場所は「車道の左側」か「自転車道」が基本です。
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