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劇的にカッコいいシンガーポルシェ最新情報! 「930ターボ」を再考した新作はRRと4WDから選択できる?

「930ターボ」にインスパイアされたシンガーポルシェとは

 スタディモデルとして公開された911ターボは、美しいウルフブルーにペイントされた軽量カーボンファイバー製のボディワークで構成されている。

 それは1970年代半ばの「930ターボ」にインスパイアされたもので、美しさと機能性をさらに高めるためにディテールは再構築されている。

 カーボンファイバーを使用することで重量の低減と剛性の向上が同時に実現され、スチールボディに比べて遥かに軽量化され、運動性能は大いに高まった。

ラグジュアリーとスポーツ性のバランスは、オーナーによって好みどおりに設定が可能
ラグジュアリーとスポーツ性のバランスは、オーナーによって好みどおりに設定が可能

●選べる駆動方式

 リアに搭載されるエンジンは、インタークーラー付きの3.8リッター水平対向6気筒ツインターボ。最高出力は450ps以上と発表されているが、これはカスタマーのリクエストによって増減することも可能だという。

 電動ウェイストゲート付きのツインターボ、インテーク・プレナム内に備わる特注の空水冷インタークーラー等々、メカニズムの進化は著しく、リアフェンダーのシャークフィンもまた吸気口として生まれ変わりエンジンベイにフレッシュなエアを供給する。

 組み合わせられるトランスミッションが6速MTであることも大きな特長。駆動方式がRWDと4WDの選択ができるのも、964世代の911をベースとするがゆえのメリットといえるだろう。

 シンガーとカスタマーとの間で、さまざまなコミュニケーションができるのは、このエンジンのセッティングのみではない。ターボ専用の強力なブレーキシステムやABS、トラクションコントロールは常にドライバーのために待機しているが、ほかには軽量なカーボンセラミックブレーキなどのオプションも用意されている。

 また、スポーツエグゾーストや、カスタマーに合せた減衰力可変式ダンパーのセッティングなども見逃せないところだ。

 インテリアでは寒冷地でのドライブのためにシートヒーターの装着もできるほか、電動調整式のクルーズコントロールも装備できるというから驚きである。

* * *

 シンガー・グループのCEOであるマゼン・ファワズ氏は次のように語っている。

「2020年から2021年にかけて、シンガー社の売り上げは2倍以上になりました。カリフォルニア州トーランスに新しく完成した、さらに大規模な総合的施設により、今後はチームを拡大し、需要に応え、カスタマーの方々を快適に迎えることができるようになりました。

 一方イギリスでは今も、最新の技術によるレストアをひとつひとつ丁寧に実行しています。カスタマーからのターボ・スタディに対する反応は驚くほどに大きく、レストアが進むにつれて、それぞれのカスタマーと一緒にレストアの共同作業ができることを楽しみにしています」

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