中国製EVが日本にもじわじわと導入中! 中国の自動車業界の主力は既に電動車となった⁉
すでに中国製の電気バスが日本でも採用され始めている
一方、中国の配車サービス「DiDi」とBYD、BAIC、フォルクスワーゲンが共同で開発した、ライドシェアのための電気自動車「D1」は、11月にたった193台しか売れていなかった。DiDiは2021年6月にニューヨーク市場への上場を果たし、配車サービス会社の時価総額としてはUberに続く世界第2位の規模を誇っている。

●中国国内だけにとどまらないBYDの躍進
ただ、中国国内では個人情報の収集と利用について中国当局から調査を受け、アプリのダウンロードができないという状況が続いていた。また、米中摩擦の煽りを受けてか上場して間もないのにニューヨーク市場からの撤退が発表され、香港市場への上場が報じられている。そういう意味で電気自動車のD1は政治に翻弄されている気配が漂う。
ちょっと話は逸れるが、BYDは子会社である「BYDセミコンダクター」を通じて、1200Vのバッテリー電圧に対応するドライバーチップを開発・販売している。ポルシェ「タイカン」は800Vのバッテリー電圧に対応しており、BYDもeプラットフォーム3.0では800Vのバッテリー電圧に対応することを計画している。
乗用車では800Vのバッテリー電圧で十分といわれている昨今、1200Vの開発・販売は商用車向け、といえるだろう。いずれにせよ、バッテリー電圧を高めることによる充電時間の短縮は、電気自動車の一般化へとつながるに違いない。
ノルウェーではすでに1000台の電動SUV「Tang」を販売しているし、シンガポールではタクシーとして同車を試験運用している。そして、日本でもじわりじわりとBYDの電気バスが採用され始めている。BYDによる躍進は中国国内だけではない。
自動車業界が迎えようとしているパラダイムシフトが、消費者を興奮させてくれることを願ってやまない。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】