食パンの香りと水分を逃がさず「焼きたてパンのおいしさ」を目指した話題のトースターに限定カラーが登場
“密封断熱構造”が焼き立てパンの香りと食感を再現
パンをおいしく食べることを目的にとことんこだわって開発された1枚焼きのトースター・三菱電機「ブレッドオーブン」に、限定カラーのノーブルホワイトが登場した。
その詳細についてご紹介する前に、本機がなぜおいしくパンを焼けるのか、あらためておさらいしておきたい。
「ブレッドオーブン」は独自の“密封断熱構造”を採用し、食パンを1枚1枚密封した状態で焼き上げるのが特徴だ。この他に類を見ないユニークな機構により、食パンが持つ本来の香りや水分を逃がすことなく耳までふわふわに焼き上げ、“生トースト”という表現にふさわしい食感を楽しめる。
一般的なトースターで食パンを焼くと、水分とともに香りが抜け、パサつきが生じてしまいがちだ。しかし、この密封断熱構造なら食パン本来のおいしさを損なわず、冷凍したパンさえも焼き立てに近い状態に再現できる。
トースターの概念をくつがえしたこの革新的な構造について、三菱電機ホーム機器・家電営業課の青木さんは次のように解説する。
「食パンは、焼き上がった瞬間から時間が経つにつれ、香りや水分、うまみが抜け、少しずつおいしさが損われていきます。その食味が落ちた食パンを温め直すことで弾力やうまみを取り戻し、さらに香ばしさをプラスしているのが一般的なトースターです。
しかし、従来のトースターに多く見られる、ヒーターの熱が分散してしまう構造では、加熱時に食パンに含まれる水分や本来の香りが外へ逃げてしまい、パサついたり、食味が損われたりといったデメリットが生じます。当社はこのメカニズムに着目し、ジャー炊飯器の開発で培った密封断熱構造を採用しました。
『ブレッドオーブン』は、ヒーターの熱や食パンから出た水蒸気と香りを逃がさず閉じ込め、パンの内側や耳へと移動させる仕組みをとっています。また、プレート加熱方式を採用した庫内には上下にヒーターが備わっています。
これにより、食パンを1枚1枚包み込むように密封して焼けるようになります。おいしさを封じ込めるとともに食パンの両面を均一に焼き上げるので、おいしさがギュッと詰まった、耳までふわふわな食感のトーストに仕上がるのです。フタを開けたときに立ちのぼる焼き立てパンのようないい香りとともにお楽しみください」
「ブレッドオーブン」は食パンに近接する上下のヒーターと温度センサーにより、加熱面の温度がきめ細かく調整されるため、冷凍した食パンでも表面がこげすぎず、内部までしっかり熱がとおる。これが、ふんわりおいしいトーストを堪能できる理由なのだ。
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