VAGUE(ヴァーグ)

まるで貴金属のような輝きを放つドイツ機械式時計の名作ウォッチがアップデート

ドイツ伝統のバウハウス・デザインを継承する「タンジェント」コレクション最新作

 ベルリンの南、チェコと国境を接するザクセン州にある人口数千人の小さな街、グラスヒュッテ。ドイツ時計製造発祥の地ともいわれ、いまも世界中から時計職人が集まるドイツ時計の聖地だ。この土地の名をブランド名に添えるには厳格な品質基準が定められているが、1990年に設立されたノモス グラスヒュッテはそれを許された数少ないブランドのひとつ。

 ドイツ製品には決して華美にならない質実剛健なイメージがあるが、ノモス グラスヒュッテもその例に漏れない。バウハウスの流れを汲んだインダストリアルな機能美は、例えばブランドきってのロングセラー「タンジェント」のラウンドケースや視認性に優れたインデックスのセリフフォントからも見てとれるだろう。

 そんなミニマム&シンプルを極めた「タンジェント」コレクションに、デビューを果たしたのが「タンジェント ネオマティック プラチナグレー」。目を見張るのは、これまでのコレクションにはないエレガントな美しさだ。

全ての要素をシルバーグレーで統一しながら視認性を確保
全ての要素をシルバーグレーで統一しながら視認性を確保

●プレーンなデザインにまとったプラチナの輝きにエレガンスの本質を見る

 全体としては「タンジェント」が本来持つプレーンでシンプルなデザインを踏襲するが、一方でダイヤルには亜鉛とロジウムのメッキ加工が施され、貴金属を思わせるプラチナグレーの輝きを全身にまとわせているのが大きな特徴。

 全体のカラーはシルバーグレーをベースに統一されているが、インダイヤルのスモールセコンドはスネイル仕上げ、細く繊細な時分針にはロジウム加工を施すなど、調和のとれた美しさとともに時刻の判読性をしっかりと確保しているのもノモスらしいところだ。

 装着感の高い薄型ケースに収められているのは、わずか3.2mmという薄さながら高い精度を誇るネオマティック・キャリバー“DUW 3001”。ロジウムメッキで仕上げられたムーブメント表面には、“グラスヒュッテ・ストライプ”と呼ばれる独特の波目模様と、美麗なペルラージュ仕上げが施されており、その華麗な姿は裏ぶたのサファイヤクリスタル越しに拝むことができる。

 サイズはこれまでのコレクションと同じく39mmと35mmの2サイズで展開、エレガントなデザインがジェンダーレスで楽しめるのも魅力のひとつ。ストラップにはホーウィン社製シェルコードバンを用いたブラックレザーベルトが付属するが、さらにクールな表情を際立たせたいなら別売りのメタルブレスレットに付け替えてみるのもいいだろう。

 時計本来の機能に忠実であれば、華美な装飾などなくとも十分に美しい。そんなエレガンスの本質を突いた、ノモス グラスヒュッテの真骨頂だ。

●製品仕様
■TN130011PG2
・価格(消費税込):43万4500円
・ケース径:35.0mm
・ケース厚:6.9mm
・防水性能:3気圧防水
・ケース:ステンレススチール、サファイアクリスタルバック
・ガラス:サファイヤクリスタルガラス
・ストラップ:ホーウィン社製シェルコードバン(ヘリ返しタイプ・黒)
・ムーブメント:自社製 自動巻きキャリバー DUW3001
・駆動時間:パワーリザーブ約43時間

■TN130011PG239
・価格(消費税込):47万3000円
・ケース径:38.5mm
・ケース厚:7.1mm
・防水性能:5気圧防水
・ケース:ステンレススチール、サファイアクリスタルバック
・ガラス:サファイヤクリスタルガラス
・ストラップ:ホーウィン社製シェルコードバン(ヘリ返しタイプ・黒)
・ムーブメント:自社製 自動巻きキャリバー DUW3001
・駆動時間:パワーリザーブ約43時間

Gallery【画像】エレガントな輝きをまとうタンジェント新作を見る(7枚)

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