「皆野サンデーラリー」に参戦! 80年代のクルマでも楽しめるラリーの魅力とは
はじめてのラリーなら、1日のイベントがオススメ
VAGUEではすでに「皆野サンデーラリー」の第1回目の模様をレポートしているが、今回は実際にプライベートの車両を持ち込んでラリーに参加することで、その魅力を実際に体験してきた。皆野サンデーラリーの生い立ちなどは以前の記事を読んで頂くとして、さっそくラリーに参加した当日の長くて短い1日をレポートしよう。

●スタート前もまた楽し
ラリー当日は、これから桜が咲き誇るという時期の日曜日。前日の土曜日は丸一日愛車の洗車に費やし、ラリー当日はまだ日が昇る前にコ・ドライバー兼撮影担当の塩見氏をピックアップして、埼玉県秩父郡皆野町へ。参加車両はBMW初代「M3」だ。第1回目は1969年以前に生産されたクルマが参加対象車両だったが、今回は1980〜90年代のヤングタイマー・クラシックにも間口が広がったので、参加することができた次第である。
これまでラリーイベントは、数日に亘るものから1日で終了するものなど幾度も経験しているけれども、関東近辺で開催されるラリーは初参加。準備も前日の洗車ぐらいで、気負うことなく参加できるのがうれしい。しかも半日のスケジュールなので、月曜日からの仕事にも差し支えないのもありがたい。
スタート地点である「いこいの村ヘリテイジ美の山」の駐車場に朝日とともに到着すると、さっそくスタッフに指定の場所を案内された。前泊組のクルマがすでに整然と並べられており、エントラントは車両の整備やゼッケンを貼る作業に余念がない。
私の隣には同じくBMWのE28「M5」が並べられ、スタート前からM5オーナーとBMW談義で楽しいひとときを過ごすことができた。年式やメーカー、車種などに分類して駐車スペースが振り分けられており、初めてお目にかかるオーナーとも自然と会話を楽しめるように心配りされているのは、主催者の心意気だろう。ラリーイベントは、競技中だけでなくクルマを前にしての雑談が楽しいものなのだ。
●コ・ドライバーは気の合う人と
午前8時からゼッケンナンバー順に1分間隔でスタート。49番であるので、スタートは8時49分だ。ラリーにはタイムを競うものもあるが、皆野サンデーラリーは当然スピード競技ではない。
まずは「コマ図」どおりにルートを走ることが求められる。ラリーを終えて走行したルートを振り返ると、桜の名所や観光スポットなどを走ったことが分かる。もちろん、ドライブして楽しいワインディングや抜けのよい風景の中を気持ち良く走ったことも思い出され、実行委員会の工夫したルート選びであることがよく伝わってきた。
競技は、隠されたCP(チェックポイント)で、指示された走行速度に近い速度で走ること(スピードガンで計測されている)。そしてコマ図に示された距離を指定時間にどれだけ近い時間で走行するかの大きくふたつ。サーキットでタイムを競うような運転が好きな人にとっては、スピードをセーブしながらドライブすることにストレスを感じるのではないかと思う人もいるだろう。しかし、これがなかなか面白くて奥が深いのである。交差点や前方を走るクルマがいたりするだけで、狙ったタイムやスピードをキープすることは難しく、コ・ドライバーと常に変化する状況に合わせて調整しなければならないのだから。
というわけで、コ・ドライバーには計算が早くて緻密な人、そして短気ではない人が適任だ。これはドライバーにも当てはまることだけれども、ラリー中の車内が険悪ムードにならない方が楽しいに決まっている。
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