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英国で落札された三菱「ランエボVI」のプロトタイプがホンモノか否かを独自に調査してわかったこととは

英国でラリーアートが手掛けた「ランエボVI」プロトがオークションに出品される!

 2022年5月23日、イギリスの旧車オークションサイト「CarAndClassic」で、三菱「ランサーエボリューションVIプロトタイプ」なるものが2万250ポンド(邦貨換算約323万円)で落札されていた。

 落札価格は、走行距離8万3875kmのランサーエボリューションVIとして「ちょっと高めかなぁ」くらいだったが、とにかく「プロトタイプ」という言葉に目が釘付けになってしまった。なんと当該車両、量産前に生産ラインでおこなわれる「プリプロダクション」と呼ばれる、試験生産された7台のうちの1台だとだという。

 しかも広報車としてラリーアートが生産を手掛けた、とも記されている。ただ、謎なのは広報車であるはずなのに日本国内では車両登録されず、日本国内で販売しないことを条件に国交省から2週間のテスト走行する許可を得たもの、と謳われている点だ。

「ランサーエボリューションVI」はVのマイナーチェンジモデル。エンジンや空力などが改良されている(C)CarAndClassic
「ランサーエボリューションVI」はVのマイナーチェンジモデル。エンジンや空力などが改良されている(C)CarAndClassic

●プリプロダクション車両でラリーアートが手掛けた広報車

 公道走行できない広報車は一般的ではないので、恐らく「自動車製作者等がおこなう走行試験に関する臨時運行許可」を得た車両で公道試験をしたのだろう。また、もしかしたらクローズドサーキットで開催された事前試乗会で、一部のメディアが試乗したのかもしれない。

 7台生産されたプリプロダクションモデルのうち1台は盗難、4台はラリーアートが引き取りラリーカーのベースにしたほか、2台は三菱ラリーアートと“親しい”顧客に販売された、と記されている。

 1999年はじめに生産された当該車両、しばらく日本では“広報車”として用いられ、2月には三菱自動車とイギリス人バイヤーと売買契約が交わされ、5月にはイギリスに輸入されたそうだ。

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