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フィアットの元名誉会長も愛した歴史ある正統派ダイバーズウォッチ「スカフォグラフ200 DLC リミテッド・エディション」

気取らない漆黒のボディに身を包んだ希少な数量限定モデル

 スイス時計の聖地と呼ばれるラ・ショー・ド・フォンで1887年に創業、以来現在に至るまで、独立した家族経営を続ける老舗メゾン、エベラール。1930年代にイタリア海軍将校の公式時計に採用されたことをきっかけに、オフィサーが身につけるにふさわしい洗練された性能とデザインを備えたブランドとしての地位を確立。

 なかでも、卓越した経営手腕とカリスマ性で世界のセレブリティを魅了したフィアット元名誉会長、故ジャンニ・アニエッリが生涯愛した時計であることはつとに有名だ。

 長い歴史の中でも代表作のひとつとして数えられるのが、1959年に誕生したダイバーズウォッチ「スカフォグラフ」。その初期モデルが漆黒のボディをまとった記念モデルとして2022年夏に復活。創業135年にちなんだ世界135本の稀少な数量限定モデルとして登場した。

ラウンド型インデックスなど50〜60年代の雰囲気たっぷり
ラウンド型インデックスなど50〜60年代の雰囲気たっぷり

 1950年代初期、大戦後の世界的な経済発展と科学技術の進歩により、多くの人々の視線が深海の神秘へと注がれた。

 未知なるものへの好奇心と探究心がダイバーズウォッチの需要を高めたこの時代、老舗エベラールからはブランド初となる100m防水のダイバーズウォッチ「スカフォグラフ100」が1959年に登場する。追って同年に200mの防水性能とヘリウムエスケープバルブを備えたプロフェッショナル仕様の「スカフォグラフ200」が完成、さらに1964年には300m防水を備えた第3世代「スカフォグラフ300」が誕生し、その防水性能はやがて1000mに到達する。

 2016年には「スカフォグラフ300」の復刻モデルが、権威ある“ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)”のスポーツ部門においてグランプリを獲得、“スカフォグラフ”の名があらためて世界に知れ渡るところとなった。

 今回発表の135周年リミテッド・エディションでは、そのGPHG優勝モデルのスペックを用いながら、黎明期を彩った伝説的なプロフェッショナル・モデル「スカフォグラフ200」の意匠を忠実に再現。さらにDLC加工によってオールブラックのシックな外観をまとわせたコンテンポラリーなタイムピースに仕上げている。

 ブラックをまとった43mmステンレススティール製ケースに包まれているのはグリュシデュール製ヒゲゼンマイ、アクロン製ヒゲゼンマイを備えた自動巻きムーブメント。ねじ込み式のりゅうずはDLC加工を施したスチール製で、トップにはブランドのイニシャル“E”がエングレーブされている。

 3・6・9・12時位置にレイアウトした三角マーカーとドットインデックス、またレトロなデザインの時針とバトンタイプの分針には象牙色のルミネセンス(発光塗料)を施すことで、ヴィンテージ感を演出すると共に暗所での視認性を確保。9時位置にヘリウムエスケープバルブを備えた意匠からも、ブランドの歴史を作った偉大なタイムピースへの敬意が見てとれる。その一方、各種ISO認証に基づいた試験をクリアしたという、卓越した水中での実用性能、耐久性、耐磁性も見逃せないポイントだ。

 本格ダイバーズウォッチの名に恥じない優れた性能と伊達なデザインは、まさに周年記念モデルにふさわしいもの。老舗メゾンの歴史と技を、気取ることなく漆黒カラーでさらりと包んだ、なんとも心憎い1本だ。

●製品仕様
■スカフォグラフ200 DLC リミテッド・エディション
価格(消費税込):ラバーストラップモデル 76万8900円、ステンレススティールブレスレットモデル 102万6300円
ケース:DLC加工 ステンレススティール
ケース径:43mm
ケース厚:12.60mm
ストラップ:DLC加工バックル付きラバーストラップ、または、Déclic付きステンレス・スティール製ブレスレット
防水性能:200m
販売数:世界135本限定

Gallery 【画像】インデックスやディテールから漂うレトロダイバーズの魅力を見る
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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