マセラティ新型「グレカーレ」を火星からオーダー!? 世界で1台のマセラティをつくれるカスタマイズプログラムの可能性とは?
日本でも独自のカスタマイズプログラムを積極展開
マセラティジャパンは、今後、マセラティブランドのカスタマイズプログラムである“フォーリセリエ”を日本市場でも充実させると発表。それにあわせ、新型コンパクトSUV「グレカーレ」をカスタマイズした世界でたった1台のコンセプトモデル「グレカーレ・ミッションフロムマース」を公開しました。

“フォーリセリエ”は、ユーザーの個性を表現する1台をオーダーメイドできるマセラティ独自のカスタマイズプログラム。昨今、世界のラグジュアリーカーブランドが同様のプログラムを設定するなか、マセラティは海外市場で好評を博している“フォーリセリエ”の展開を、今後日本でも強化していくといいます。
イタリア語でカスタマイズを意味する“フォーリセリエ”には、専用のカスタマイズ&カラーリングを提供するプログラムとして、ヘリテージ志向の“コルセ”と未来志向の“フトゥーラ”が用意されます。
イタリア語でレースを意味する“コルセ”は、往年のレース史を彩った伝統的なディテールやカラーリングを現代的にアレンジしたもの。レーシングストライプの入った特別なボディカラーや上質なレザーなどによる独特の色彩を現代の技術で再現します。
一方、イタリア語で未来を意味する“フトゥーラ”は、先進的でドラマティックなカラーを内外装に採用。マテリアルにはクルマ以外からもヒントを得た未来志向のものが導入されます。
“コルセ”と“フトゥーラ”は、ハイパフォーマンスカーの「MC20」をはじめ、「レヴァンテ」や「ギブリ」といったマセラティの全ラインナップに設定。注目の新型コンパクトSUV、グレカーレ向けのプログラムは2023年に設定される予定です。
このほか“フォーリセリエ”には、さらに“サルトリア”と呼ばれる特別なプログラムも用意されています。これは、イタリア・モデナのアトリエで仕立てられる最高峰のカスタマイズプログラムで、現在のところ日本ではオーダーできないものの、今後の展開に期待が集まります。
●コンセプトカーのテーマは“火星からのミッション”
日本市場での“フォーリセリエ”強化をアナウンスするにあたって、マセラティジャパンはグレカーレをベースとする唯一無二のカスタマイズモデル「グレカーレ・ミッションフロムマース」を会場に展示しました。
そのネーミングからも明らかなように、このクルマは火星からの特別なミッション=オーダーという遊び心あるストーリーを元に具現されたコンセプトモデル。市販予定は現在のところありませんが、そのルックスは実にインパクトのあるもので、“フォーリセリエ”の可能性を声高に主張します。
まずエクステリアで印象的なのは、火星の赤い砂と酸化した岩をイメージした多層ペイントによるギャラクティックオレンジのボディカラー。これにより溶けた金属を思わせる質感を表現します。リアピラーにあしらわれたトライデントロゴは、宇宙からの電波や光波、情報のリズムをシンボライズに描き、ハイスピードな動きを表現。さらにボディサイドには、火星からのミッションであることを示すレタリングも描かれます。
一方のインテリアは、ホワイトとブラックを基調とし、赤いパイピングが鮮やかなアクセントに。シートは、火星で発生するパルスや宇宙飛行士の宇宙服、さらに最新のファッショントレンドを組み合わせた仕立てで、クラフトマンシップと革新さを表現します。
またステアリングホイールには、火星からミッションであることを主張するギャラクティックオレンジの挿し色が入り、12.3インチのセンターモニターには火星の情景が、ガラスルーフ部には銀河を旅する際に必要な“星図”が表示されます。
●リサーチで明らかになったカスタマイズプログラムの可能性”
では、なぜマセラティは、ここ日本でカスタマイズプログラムを積極展開することにしたのでしょう? マセラティアジアパシフィックの統括責任者であり、マセラティジャパンの代表取締役社長を務める木村隆之さんは、日本で“フォーリセリエ”を強化する理由を次のように話します。
「ラクジュアリーカーマーケットはコロナ禍で縮小しましたが、再び回復基調にあります。コロナ禍以前のラクジュアリーマーケットは、いかにユーザーへ体験を提供するか、というビジネスモデルでしたが、行動規制が続いた結果、再びモノ自体の消費が盛況となり、モノを通じて特別な体験を味わえる製品に注目が集まっています。
とあるリサーチによると、36%の人々がパーソナライズ商品に非常に興味があると回答しており、そのうち5人にひとりは20%のプレミアム価格を追加で支払ってもいいと回答しています。また42%の人々が、パーソナライズ商品をブランドが提供する選択肢のなかから選びたいと考えており、48%の人々が、パーソナライズされた製品であればより長く愛用できると回答しています。
こうした結果を受け、マセラティジャパンはカスタマイズプログラム“フォーリセリエ”をさらに強化し、お客さまの個性や感性をカスタマイズを通じて表現していただくお手伝いをしたいと考えたのです」
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マセラティのデザイン部門責任者・クラウス・ブッセさんは、かつて「マセラティの“フォーリセリエ”はお客さまがご自身のストーリーを描き、創造性を発揮して夢を実現するための真っ白なキャンバス」と表現しました。
ユーザーの好みに合わせた1台を仕立てられ、乗る人の個性や感性をアピールできる“フォーリセリエ”の本格展開は、日本におけるマセラティのプレゼンスを大きく高めることになりそうです。
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