日本のモノづくり「課題解決のヒント」はマッサージチェアにあり!? 匠のもみワザをロボティクス技術で追求
人の手の温もりがコリを心地よくほぐしていく
最新の「リアルプロ」シリーズは、もみ玉の“動き”もさることながら、人の手の“温かさ”までも追求しています。

「実際、プロの方にマッサージしてもらうと、手の温もりを感じられて心地よくコリがほぐれていくように感じます。手の温もりで血行が促進され、筋肉をほぐれていくんですね。そこで『リアルプロ』でも、2010年から温感ヒートディスクと一体化した“温感モミ玉”を採用。プロが温かい手でほぐす心地よさを目指しました」(原さん)
さらに最新の「リアルプロ」シリーズでは、エアーバッグの進化も見逃せません。実はこのエアーバッグには、ふたつの効果があります。
ひとつは、複数のエアーバッグを連動させ、人の手でもまれているようなマッサージを可能にすること。そしてもうひとつが、エアーバッグで体をホールドし、“3Dモミメカ”でしっかりとコリをもみほぐせるようにすることです。
「マッサージのプロの方って、腕から太もも、足裏、ふくらはぎなど、全身をマッサージしてくれますよね。『リアルプロ』シリーズでも当然、そういった部位まできちんとマッサージしたいと考えているのですが、“3Dモミメカ”だけではどうしても、マッサージ効果を得にくい部位が出てしまいます。
そこで最新の『リアルプロ』シリーズでは、エアーバッグの大きさや形状、膨らみ方などを吟味し、体をエアーバッグで固定することで“3Dモミメカ”がより効果的にコリをほぐせるプログラムを採り入れています。こうすることで、かつては知らず知らずのうちに体が逃げてしまっていた部位にもモミ玉がしっかり入るようになりました」(原さん)
●祖父母の家にあるものだったマッサージチェアに変化が
最後に、そんな「リアルプロ」シリーズの最新モデル「リアルプロ EP-MA103」の“しっかり20分コース”を、実際に体験した感想をお伝えしましょう。
かつての「リアルプロ」シリーズと比べると、モミ玉の動きがより細かくなり、緻密にコリをほぐしてくれることに気づきます。さらに体がエアーバッグでホールドされるため、おしりや肩周りなど、これまで届かなかった部位にも効果的にモミ玉が入っていく印象。また、モミ玉のマッサージはもちろん、腕や足裏まで全身じっくりとマッサージしてくれるため、よりリラックスした状態でマッサージを受けることができました。
実は最新の「リアルプロ」シリーズを体験するまで、体のコリを意識していなかったのですが、実際に試してみると体のあちこちに心地いい痛みを感じ、全身にはうっすらと汗が。デスクワークでコリ固まっていた体が一気に楽になっていくのを実感できました。
* * *
そんな「リアルプロ」シリーズを始めとするマッサージチェアですが、生活様式の変化などから以前に比べて若い世代の人が購入したり、購入を検討したりするようになっていると、パナソニック ビューティ・パーソナルケア事業部 ヘルシーブランドマネージメント部国内マーケティング課の岡澤貴子さんは話します。
「パソコンやスマホの使いすぎで姿勢が崩れている方や、仕事での疲れをいやしたいという方からも注目を集めています。実際にリサーチしてみると、昨今、働き方が大きく変化したせいか、皆さんものすごく疲れを感じられていて、何かに救いを求められているような印象を受けました。そうした方々が今、マッサージチェアに注目されているようです。
実際、購入された方にお話をうかがってみると、やはり皆さん、最初のうちは『おじいちゃん、おばあちゃんの家にあるもの』といった印象を抱かれていたようです。しかし、多彩な機能をご覧になったり、実際に試されたりした結果、それまでのイメージとのギャップの大きさに驚かれた様子で、若い方でもご自身にはマッサージチェアが必要だとおっしゃっていただけます。
ちなみに最新モデルの『リアルプロ EP-MA103』では、ストレッチ機能も充実させました。ステイホームの影響などで運動不足を感じている方に、ぜひお試しいただきたい機能です」
マッサージのプロたちの“親指の動き”=匠のワザを巧みに追求したマッサージチェア「リアルプロ」シリーズ。それは、絶え間ない人間研究と日本が誇るロボティクス技術、そして、開発陣の好奇心と飽くなき探究心の賜物といえるでしょう。
●製品仕様
・価格:オープン価格
・本体寸法:高さ約120×幅約85×奥行約130cm(リクライニングしていないとき)
・重量:約89kg
・張地:合成皮革
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