年末年始の渋滞はコロナ禍前の長さに!? 最長は55km予想! 各高速道路の渋滞ピークはいつ?
年末は分散型となり、年始は集中型になりそう
2022年もあとわずか。年末年始に帰省やレジャーでお出かけを考えている人も多いのではないでしょうか。

一昨年、2020〜2021年にかけての年末年始は、2020年末からの新型コロナウイルス感染拡大により自粛ムードが高まり、高速道路の交通量は大幅に減少、30kmを超える渋滞がないという異例の状況となりました。
しかし2021〜2022年の年末年始は、感染第5波がいったん収束したことで交通量は大幅に増加、コロナ禍前の水準には届かないものの、各所で渋滞が発生しました。
ではこれから迎える年末年始の渋滞について、高速道路各社はどう予想しているのでしょうか。全体像、そして日ごとの状況を、高速道路各社の発表をもとに見ていきましょう。
まず全体の傾向として言えるのは、年末が分散型となり、年始は集中型になるということです。
年末年始をカレンダーに当てはめてみると、土日は12月31日〜1月1日になります。そのため有給休暇などを組み合わせた長い休暇は取りにくく、多くの人が1月4日もしくは1月5日の仕事はじめに合わせて予定を組むことから、Uターンが1月2日と3日に集中するのです。
また40kmを超えるような長い渋滞の予想はごくわずかで、事故や大規模な降雪などの影響がなければ、全体としては走りやすい年末年始になりそうです。
続いて20km以上の渋滞が予想される高速道路を、日を追って確認しましょう。
12月28日には、早くも東名高速で下りの渋滞がはじまると予想されています。ボトルネックは綾瀬スマートICで、午前7時から午後7時くらいまで、最大20kmにわたり流れの悪い状況が続きそうです。
12月29日には、東名高速、関越道、東名阪道、伊勢湾岸道など各地で下りの渋滞が本格化します。
東名高速は秦野中井ICをボトルネックに最大45km、ピークは午前10時と予想されています。関越道は高坂SA、東名阪道は亀山スマートIC、伊勢湾岸道は湾岸弥富ICがそれぞれボトルネックで、渋滞の長さは最大20km。いずれもピークは午前の早い時間帯です。
12月30日も、東名高速、関越道、東名阪道の同様の地点で、前日とほぼ同じ規模の渋滞が予想されています。
ただ年末については、東名高速を除けば渋滞の長さは短めと言えるでしょう。
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