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日本登場は2023年前半!? 全面改良するメルセデス・ベンツのベストセラーSUV 2代目新型「GLC」に注目

フルモデルチェンジで2代目に進化

 メルセデス・ベンツのベストセラーモデルがミドルサイズSUVの「GLC」です。

 欧州では2022年6月にフルモデルチェンジ、2代目へと進化しましたが、そんな新型GLCは、2023年の前半に日本上陸する見通しです。

 そんな新型GLCとはどんなクルマなのでしょうか。

メルセデス・ベンツ新型「GLC」
メルセデス・ベンツ新型「GLC」

 初代GLCは2015年に登場したDセグメントSUVで、「Cクラス」と同じプラットフォームを採用した、いわば「CクラスのSUVバージョン」です。

 日本でも2016年2月に発売されました。ガソリン/ディーゼルモデルだけでなく、プラグインハイブリッド(PHEV)、さらに燃料電池PHEVである「GLC F-CELL」など豊富なパワートレインを用意しました。

 初代GLCは世界中で人気のSUVとなり、メルセデス・ベンツの乗用車のなかで2年以上にわたりベストセラーモデルとなっています。日本でも常に輸入車新車販売ランキングの上位にランクインしています。

 そんなGLCがフルモデルチェンジを果たしたのは2022年6月。2代目となった新型GLCのボディサイズは全長4716mm×全幅1890mm×全高1640mm、ホイールベースは2888mm(欧州仕様)となりました。

 全長は先代モデルより60mm長く、4mm全高が低められています。全幅は変わりません。またトレッドは前1627mm、後1640mmと、前6mm、後23mm広げられています。

 荷室容量は、全長が長くなりリアオーバーハングが大きくなったことで、通常時600リッターと、先代比プラス50リッターと大幅に増加しています。

 新型GLCの空気抵抗係数(Cd値)は0.29と、先代の0.31よりも大幅に改善しています。これにより燃費が良くなるだけでなく、風切り音なども抑えられています。さらにフロントガラスにはノイズを抑えるフィルムが標準で採用されているため、さらに遮音性が高められています。

 エクステリアは、筋肉質のホイールアーチとエッジの効いたボディラインで、エレガントさとオフロードの力強さを両立しています。またオプションでAMGラインも用意されます。

 インテリアは、現行メルセデス・ベンツラインナップのデザインを踏襲。12.3インチのメーター部分と11.9インチのセンターディスプレイが組み合わされ、フローティングデザインになっています。

 パワートレインはすべて電動化されています。「GLC200 4MATIC」は204馬力・320Nmを発生する2リッターガソリンターボエンジンに23馬力・320Nmを発生するスタータージェネレーター(ISG)が組み合わされる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載します。

 また「GLC300 4MATIC」は258馬力・400Nmの2リッターガソリンターボ+ISG、「GLC220d 4MATIC」は197馬力・440Nmを発生する2リッターディーゼルターボ+ISGとなります。

Next欧州ではPHEVも3種類を用意
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