じつは経済的!? 右肩上がりで成長を続けるキャンピングカー市場 狭い国土の日本でも人気の理由とは
中古車価格は高め 手放すときに高く売れる傾向にある
キャンピングカー人気を支える理由には、意外にも経済性の高さが挙げられます。
「高価なキャンピングカーが、なぜ経済的なの?」と思われるかもしれませんが、特殊な存在であるがゆえ、中古車価格は高め。つまり、手放すときに高く売れる傾向にあるのです。

このため、通常のカーローンでは、だいたい7年84回払いがマックスですが、キャンピングカー対象のローンでは、最大240回というものまであります。
愛車を大切に乗れば売却額も期待できるため、長めのローンを組んで月々の返済を抑えれば、無理せずキャンピングカーオーナーになれるようです。
また旅行好きの家族にとっては、ホテルや宿などに宿泊するよりも、旅費を抑えることができるため、節約にも繋がります。
キャンピングカーといえば富裕者層のものというイメージがありますが、RV協会が2022年に発表したデータによれば、購入総額予算のボリュームゾーンは、「400万円から500万円」となっており、全体の26.3%にも上ります。
もちろんその価格により車両や仕様は異なってきますが、キャンピングカーの購入自体は、想像するよりもずっと現実的であることが感じられます。
アウトドアブームによるキャンプや気軽な旅である車中泊などのニーズ拡大で、まだまだキャンピングカーの市場には、活気が見られます。またニーズの多様化から、キャンピングカーの種類も増えており、自身に最適な一台が見つけやすくもなっています。
ただキャンピングカーを供給するビルダーは、中小企業が中心なため、年間生産台数には限度があり、仕様によっては、需要に供給が追い付いていないことも多いのが現実です。
またコロナ禍だけでなく、世界情勢の影響もあり、世界的に部材や人件費が高騰していることから、価格の上昇も見られます。
現在、景気後退の懸念はあるものの、気軽な遊びとしてアウトドアが定着したことからキャンピングカーのニーズが急減速することは少ないでしょうから、今後も価格上昇が続く可能性もあります。購入の決断のタイミングとしては難しい時期かもしれません。
ただファミリーにおいては、子供の成長がカギとなります。幼い頃は、家族と出かけるケースが多いですが、成長と共に機会が減っていくことが一般的です。なので、家族旅行を主とするならば、子供が幼いうちに購入を決断した方がベターでしょう。
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