VAGUE(ヴァーグ)

有名アウトドアコーディネーターに聞く「アウトドア飯をもっとおいしく簡単に作る方法」

●パスタのように茹でるだけで食べられる!

 カルローズとは、アメリカのカリフォルニアで生産されるオリジナルブランドのお米のこと。日本で一般的な「ジャポニカ米」の一種ですが、やや長いため「中粒米」と呼ばれ、「コシヒカリ」などの短粒米と、タイ米などの長粒米の長所を兼ね備えています。

 ベタつきのない軽い食感と、アルデンテのような歯ごたえを味わうことができますが、なんといっても茹でるだけで簡単に調理できるのが最大の特徴なんです。

リゾットならアウトドアでも最小限の材料と調理器具で作れます
リゾットならアウトドアでも最小限の材料と調理器具で作れます

材料(4人分)
・カルローズ:200g

・お湯:500cc
・鶏モモ肉:1枚

・醤油:大さじ2

・砂糖:大さじ1

・タマネギ:1/2個

・ニンニク:ひとかけ
・サフラン:ひとつまみ

・粉チーズ:30g

・ブラックペッパー:適量

・塩:適量
・パセリ:適量
・サラダ油:大さじ2

 カルローズを使ったレシピを公開しているアウトドアコーディネーターの小雀陣二さんによると、「カルローズはアレンジの幅がひろく、多彩な食材や料理にフィットしてくれる面白いお米。フレーバーライスや炊き込み料理が最高に美味しく仕上がります」とのこと。

 キャンプでお米を食べたくなった場合、火加減・水加減を緻密に調整して炊飯する必要があり「電気炊飯器って偉大だな」と思い知らされます。ですがカルローズなら洗米も浸水も不要で、10分ほど茹でるだけで芯がなく仕上がるためアウトドア料理にうってつけなんです。

 そんなカルローズの特徴を活かし、小雀さんがキャンプ向きのメニューとして考案したレシピ「サフランリゾット 照り焼きチキンのせ」に挑戦しました。

サフランで鮮やかな黄色に色づいたカルローズが食欲をそそります
サフランで鮮やかな黄色に色づいたカルローズが食欲をそそります

●手順1:材料は自宅で切っておくと便利
タマネギのヘタを切り、皮をむいてから1cm厚程度の輪切りに。鶏モモ肉は一口大に切り分け、醤油と砂糖を加えよく揉み込む。タマネギや鶏肉は自宅で下ごしらえを済ませ、ジッパーつき保存袋でフィールドに持っていくと便利です。

●手順2:タマネギを炒める
フライパンにサラダ油を入れて熱し、タマネギの両面に焼き目がつくまで加熱し一旦フライパンから出します。

●手順3:鶏肉を焼く
タマネギを焼いたフライパンの油にニンニクひとかけを加え、タレに漬け込んだ鶏モモ肉を焼きます。最初は煮るようにじっくり焼き、完全に火が入る前にコンロから降ろします。

●手順4:カルローズを煮る
スキレットに水500を入れ熱し、沸騰したらサフランと塩小さじ1を加える。中火にして米を加えてから再び沸騰させ、焦げつかないようかき混ぜながら程よく水分を飛ばし10分間煮ます。味見してまだ硬いようなら水を足してさらに煮ます。

●手順5:粉チーズを入れてリゾットを仕上げる
だいたい芯がなくなったら火を止めて粉チーズを投入。チーズには塩分が含まれるので、最初に塩を入れすぎないのがコツ。ここで味見をして足りなければ塩分を足します。

●手順6:鶏モモの照り焼きを仕上げる
鶏肉の入ったフライパンを再び火にかけ、中火でタレを絡めるように煮詰めて仕上げます。

●手順7:彩りの薬味を添えて仕上げ
リゾットに刻んだタマネギと鶏肉をのせ、好みでブラックペッパー(たっぷりがオススメ)と刻みパセリをかけて完成。

刻んだタマネギと鶏肉をのせ、ブラックペッパーと刻みパセリをかけて完成
刻んだタマネギと鶏肉をのせ、ブラックペッパーと刻みパセリをかけて完成

 鮮やかな黄色に仕上がったサフランリゾットの味はもちろん、見た目もなかなか。色づけのサフランは高価ですが、最近ではスーパーマーケットでも手に入るので必ず用意したいところです。

 カルローズを使ったリゾットの作り方をマスターしておけば、具材を変えてバリエーションも簡単に増やせそうです。

 USAライス連合会のHPで調理の基本や多彩なレシピをチェック!

Gallery 【画像】手軽にめちゃうまリゾットが作れるカルローズの作り方を画像で見る(20枚)
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杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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