もう個人輸入の必要なし! スノーピークのUSアイボリーモデル「アルファブリーズ」が日本で買える
アメリカ限定のレアテントは注目度大
90年代に北米、2000年代にはヨーロッパ、アジア、オセアニアへと進出し活躍の場を広げてきたスノーピーク。
2020年にはアメリカに旗艦店舗を併設した「Snow Peak USA Headquarters(Global HQ4)」がオープン、2023年にはシアトルとポートランドの間に「Snow Peak Campfield Long Beach」の営業がはじまるなど日本だけでなくアメリカでもその存在感を増している。
ところがアメリカと日本では使用環境もユーザーの体格、キャンプスタイルも異なるわけで、アメリカ限定のテント「アルファブリーズ」が用意されている。
日本のスノーピークファンが黙って見ているわけもなく、これまで個人輸入などで手に入れた「アルファブリーズ」が個人売買サイトにて結構な値段で取引されてきた。
2023年2月4、5日「スノーピーク 昭島アウトドアヴィレッジ」で開催された新製品お披露目会「New Products Show 2023」では、新作テントのひとつとして、この「アルファブリーズ」の姿が展示されていた。

ダブルファスナーや4面メッシュは日本でも活用できそう
大柄な人が多いため北米仕様の「アルファブリーズ」は天井高186cm。インナーテントは258×278cmで「ランドブリーズPro.」の3と4の中間サイズで、床面積のわりに背が高い。
「アルファブリーズ」は「リビングシェル」を彷彿とさせるフレームワーク構造で、居住性と耐風性を兼ね備えたテントと言える。
おもしろいのは前後だけでなく左右にも大型のメッシュパネルが搭載されていること。そのメッシュパネルはちょっと風を通すための窓ではなく、大人が出入りできるほどの大きさ。寝室からあらゆる方向にアクセスできるし通気性抜群だ。これは蒸し暑い日本でも重宝しそう。
そしてありそうでないのがフライシートがダブルファスナーであること。
背が高い人がかがんで地面近くのファスナータブに手を伸ばすのは不便、ダブルファスナーで上から開いて外に出るほうが効率がいいためなのだとか。決して大きくは開かないが、それでもいいと考えられているのがアメリカ発プロダクトらしい。
発売日は未定だが、直営店で購入できるのだから楽しみに待ちたい。
●製品仕様
アルファブリーズ
・価格:9万9000円
・サイズ:270×450×H185cm(インナーテント278×258cm)
・収納サイズ:64×23×H27cm
・重量:11kg
●ちょうどいいサイズの新幕イロイロ
「New Products Show2023」でお披露目されたのは「アルファブリーズ」、5年ぶりに登場したエントリーラインのテント「ランドネストドーム」シリーズ(リンク貼る)だけではない。
「トゥーガ」「ランドステーションM Pro.Air」という”ちょうどいい大きさ”の幕が2モデル登場する。
「ランドステーションM Pro.air」は折り紙みたいに多彩な使い方ができるシェルターで、勇退した「ランドステーション M」がファンの要望によりPro.air仕様となって復活。
一方、「トゥーガ」は2~4人利用を想定した2ルームシェルター。全高やメッシュパネル、スカートは「ランドロック」ゆずりだが、幅も奥行きも約20cm、インナーテントは幅約100cm・奥行き40cmほどコンパクトになっている。
さらにフロントは地面までのびたフレームではなくバイザーフレームを採用することで軽量化を実現しおり、ちょうどいい広さで一年中快適に過ごせる。
●製品仕様
■「ランドステーションM Pro.air」
・価格:15万4000円
・サイズ:740×480×H210cm
・収納サイズ:77×28×H32cm
・重量:7.5kg
■「トゥーガ」
・価格:18万4800円
・サイズ:380×600×H217cm(インナーテント310×205×H180cm)

●機能を追求して生まれた合理的で美しい曲線
「トゥーガ」は「ランドロック」をベースに床面積をコンパクトにしたモデルだが、その際にフレームの立ち上がり角度や前後フレームの高さを調整するなど細かく調整しているとか。
担当違いではあるが「ランドネスト」開発にたずさわった金子紘大さんによると「たとえば4人用ドームテントの床面積を変えず、その構造のまま高くするだけならいくらでもできます。でもそうやってできたテントには見ているだけで不安を覚えます。違和感のあるテントは、どこかに無理な力がかかっていることが多いんです。反対に合理的なテントは美しい曲線を描いているものなんですよ」
新作の「トゥーガ」も「アルファブリーズ」もフロア面積に対して背が高いけれど、曲線は美しく、安定感がある。機能を追求した末に生まれたテントという証拠だ。
今後、各地で開催されるアウトドアイベントや直営店でその姿を確認してほしい。
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