ホンダ新「オデッセイ」2023年冬に日本発売決定 2年ぶりに復活するミニバンのティザーサイトが公開
前モデルをベースとした「改良モデル」は新たな顔で登場
ホンダは2023年4月7日、2023年冬に発売を予定している「ODYSSEY(オデッセイ)」改良モデルに関する情報を発表、特設ホームページが公開されました。

オデッセイは1994年10月に「クリエイティブ・ムーバー」シリーズ第1弾として初代モデルが登場、ミニバンブームの先駆けとなりました。来年2024年にはオデッセイ登場30周年を迎えます。
1999年には初のフルモデルチェンジを果たし2代目が登場、2003年には3代目、2008年には4代目、20013年には5代目が登場しましたが、狭山工場の閉鎖にともない、2021年末をもって生産が終了されました。
今回、日本での再発売が決定したのは、前モデルをベースにした改良新型モデルです。
ニュースリリースによると「ホンダとして長く愛されてきたブランドであるオデッセイを継続してお届けしたいという想いと、お客様からの多くのご要望にお応えし、前モデルをベースとした改良モデルを発売します」とあります。
新オデッセイは、ホンダ独自の超低床プラットフォームによる室内空間と、風格あるスタイリングは先代モデルそのままに、押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルを採用。シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザインとなっています。
新タイプとして「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION(e:HEVアブソルートEXブラックエディション)を設定。これはブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、洗練されたプレミアムな印象を作り出しています。
またインテリアは本革シートを標準装備、2列目には両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用、さらに快適な室内空間となっています。
また先進安全運転システム「ホンダ・センシング」には、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加しています。
※ ※ ※
2023年冬に日本で発売される新たなオデッセイは、これまでの日本生産から中国での生産に変更されます。
中国市場でのオデッセイは、現地法人の広汽ホンダが生産しており、ホンダによれば「これまでタイや北米生産のモデルを日本で販売する例はありましたが、中国生産は初めてのモデルとなります」としています。
新オデッセイの先行予約の受付は、2023年秋に開始されます。
VAGUEからのオススメ
マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】