VAGUE(ヴァーグ)

美食を楽しむ旅ならオーストラリア! 一度は体験したい「メルボルンの台所」って? グルメトリップ人気の理由を探る

●2022年世界のベストレストラン100位内に選ばれたお店など、すべてがおいしい

 ルバーブの酸味がこっくりとしたメインの後味をきゅっと引き締めてくれます。バターをたっぷり使ったメインの後には、ぴったりのフルーツ感と清涼感でした。

 もうひとつの「ルールカーカ」というスイーツは、ココア、ウーロン茶、パンプキンシード、金柑を使った北欧風ロールケーキ。こちらも大人の味。発酵茶であるウーロン茶を隠し味に、シードのカリカリとした食感や、金柑の甘酸っぱさを楽しめます。

カリフラワーを選ぶと麹(メニューにもkojiと表記されています)を使ったクリーミーで香ばしい味が楽しめます。チキンは、ズッキーニやレモン、ハーブを使った爽やかな味わい。シンプルに見えて、ひと口食べてみると、意外なほどの豊かな香りと複雑味を感じました。デザートは、「ルバーブ」という、ルバーブ、りんご、ベイリーフ、ライムリーフ、アーモンドを使った冷たいデザートを選びました。
カリフラワーを選ぶと麹(メニューにもkojiと表記されています)を使ったクリーミーで香ばしい味が楽しめます。チキンは、ズッキーニやレモン、ハーブを使った爽やかな味わい。シンプルに見えて、ひと口食べてみると、意外なほどの豊かな香りと複雑味を感じました。デザートは、「ルバーブ」という、ルバーブ、りんご、ベイリーフ、ライムリーフ、アーモンドを使った冷たいデザートを選びました。

 いずれも早朝にメルボルンに到着し少し疲れた身体に染み渡る優しいテイスト。食感や味わいにこだわって洗練を極めた新しい北欧料理でした。「新しい」というと、つい奇抜な方向に走りがちですが、このお店のシェフが革新を意識しながらも、食材、そして伝統およびにも敬意を払っていることは食べてみれば明らか。

 決して奇をてらっていないのに、食材選びや組み合わせ、調理法に独自のアイディアが適度に加えられていてとてもクリエイティブ。驚きに満ちているのに直感的に美味しいと感じられるのは、実はとても難しいことですが、食材に恵まれ様々な文化を背景にセンスを磨いた料理人が集まるメルボルンでは、そういったお店を探すのは決して難しくないのだろうことを予感させてくれたレストランでした。

 ボリュームたっぷりなので、3コースでも大満足。もちろん、ワイン産地が近いメルボルンですから、ワインをいただくこともお忘れなく。

コーヒーが美味しいしいことでも知られるメルボルンですが、ミルクを加えたもの、例えばフラットホワイトやラテ、カプチーノなどは、日本からするとやや温度低めでサーブされることも。熱々をお望みなら、念のため「extra hotで」とお願いしましょう
コーヒーが美味しいしいことでも知られるメルボルンですが、ミルクを加えたもの、例えばフラットホワイトやラテ、カプチーノなどは、日本からするとやや温度低めでサーブされることも。熱々をお望みなら、念のため「extra hotで」とお願いしましょう

 その他、国内で唯一 2022年世界のベストレストラン100 位内に選ばれた「ギムレット・アット・キャヴェンディッシュ・ハウス」にてディナーをしたり、元発電所だった古い歴史的建物をリノベしたオールデイダイニング「ハイヤー・グランド」で朝食を食べたり。   

「ハイヤー・グランド」もCBD内という便利なロケーション。そこで、到着翌日の土曜日の朝に訪れることにしました。到着したのは、8時30分ごろ。すでに行列ができていました。休日の朝ともなると、待ち時間がかなり長くなるとのこと。予約していたので、ほっとしました。

 最近は物価の高騰などもあり、ディナーではなく、朝食やランチを友人と共にする人が増えているとか。朝9時頃にも、お洒落をした若い女性たちがスパークリングワインとパンケーキの並ぶテーブルを嬉しそうに囲んでいました。

 この店では、オーストラリアの美味しい朝食というと頭に浮かぶ、パンケーキやフルーツたっぷりグラノーラ、アボカドトーストを、とてつもなくお洒落にしたメニューが楽しめます。目にも麗しいので、朝にいただけば心が浮き立ち、一日を気持ちよくスタートできること間違いなし。

Next地元の人達と交流できる「メルボルンの台所」にも
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