美食を楽しむ旅ならオーストラリア! 一度は体験したい「メルボルンの台所」って? グルメトリップ人気の理由を探る
●長蛇の列ができる「メルボルンの台所」で食材と“人”に出会う
とにかく美食体験に暇がない街、メルボルン。その秘密に触れたいなら、絶対に訪れるべき場所があります。それが、クイーン・ビクトリア・マーケット。「メルボルンの台所」とも呼ばれるこの市場で開催されている、約2時間の「Ultimate Foodie Tour」(一人99AUD)は、本当におすすめしたいアクティビティのひとつです。

広さ7ヘクタール(東京ドーム約1.5個分)にも及ぶ、南半球最大のオープンエアーマーケットでもあります。およそ1000軒が出店していて、ここで手に入らないものはないほど。当初は、地のものに加え英国文化に関連したものを売る店ばかりが並んでいたと言いますが、各国からの移民が増えるにつれ、店の種類も多彩に。
それでも、内観などは変えずに残しているため、かつての趣がひしひしと感じられるのです。
ここを巡るツアー最大の魅力は、ごく自然に地元の人々の暮らしに溶け込めること。地元在住の案内人は、特徴的な店を訪れては、商品だけでなく、お店の人々についても紹介してくれます。彼らはとにかく気さく。
メルボルン出身者はもちろん、移民や移住者ら、大らかで明るいオージーたちと触れあえるのです。歴史の古いマーケットなだけに、代々店を受け継いできた誇りを持つ人、商品に絶対の自信を持つ人ばかり。
なかには50年も店に立つおじいちゃんもいますが、彼を含め皆元気でにこやか。「どこから来たの?」「これが好きなら、きっとこれも好きなはずだよ」「これはこうやって食べるといいんだ」など初めて会ったとは思えないほど気さくに話しかけてくれ、時には延々と話が弾みます。
「ここで出会える人々も、このマーケットの魅力なの」とツアーガイドのMercellez Diamantisさん。ツアーでは、旬のフルーツや魚介類、各種チーズにミート類(カンガルーも!)、ケーキやビールなど、びっくりするほどの種類と量を次から次へとテイスティング。
連日長蛇の列ができる大人気のドーナツトラックでは、特別に並ばずに熱々の揚げたてが振る舞われるのも、ツアー参加者の特権のひとつ。プログラムに入っていない店でも、話をしているうちに試食させてくれたりするのも嬉しいサプライズです。
360度美味しそうなもの囲まれて、幸せ気分に浸りつつ、特に気に入ったものはお土産として早速購入したりして。案内してくれたMercellezさんも、「ここに来るとお給料を全部使っちゃうのよ」と笑っていました。

ここは、この国の食文化の豊かさを実感でき、なおかつこの国を魅力的にしている多彩な異文化にも触れることができる場所。限られた時間で、この街、さらにはオーストラリアの魅力を垣間見られる、「窓」のような存在なのです。
レストランを訪れるのももちろん楽しいですが、ローカルの人々に混ざって、食べ歩いたり買い物したりできるのも旅の醍醐味。美食を愛する人ならなおのこと、メルボルンの旅をかけがえのないものにするためにも、ぜひ訪れてみてください。
オーストラリアの豊かさを肌で感じられるメルボルン。時間があれば、街の中心部から車で1時間ほど走ったところに位置する、ビクトリア州を代表するワイン産地モーニントン半島へ足を伸ばしてみるのもおすすめ。
美しい自然の中でのグルメトリップを体験してみてはいかがでしょうか。ここでご紹介できなかったレストラン、メルボルンの見所などはギャラリーでご紹介しているので、さらなるおすすめもチェックしてみてください。
取材協力:
オーストラリア政府観光局 www.australia.jp
ビクトリア州政府観光局 jp.visitmelbourne.com
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