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「まずっ、飛行機に乗り遅れちゃう!」羽田空港駐車場の満車問題は“値上げ”で解消された? GWの大混雑 最悪の事態を回避する方法は

駐車場満車問題が完全に解決したと考えるのは早計

 羽田空港の駐車場料金改定から、半年以上が経過しました。

 この改定は、国土交通省の「羽田空港の機能・施設に関する検討会」が、同空港駐車場の「慢性的な混雑」を課題に挙げ、長時間利用の抑制策として、駐車場料金の見直しを求めたことによるものです。

 この要請があった2025年3月当時、羽田空港駐車場(P1駐車場〜P4駐車場)の24時間あたりの上限料金は、通常期が1530円、多客期が2140円と比較的安価でした。そのため金曜日から日曜日にかけては早朝に満車となり、以降の午前中は、入庫に2〜3時間かかる状態が恒常化していたのです。

 この国交省の要請を受け、主に国内線が発着する第1ターミナルおよび第2ターミナルに直結するP1〜P4駐車場は、24時間あたりの上限料金は通常期2800円(72時間経過後以降は2000円)、多客期3400円(同2400円)とする料金改定を行いました。

 改定日はP1およびP4駐車場が昨年(2025年)8月1日、P2およびP3駐車場は同年10月24日です。

2026年4月上旬、土曜日午前中の羽田空港駐車場の状況。この日は午前10時前にP1〜P4駐車場が満車になった
2026年4月上旬、土曜日午前中の羽田空港駐車場の状況。この日は午前10時前にP1〜P4駐車場が満車になった

 72時間駐車した場合の料金を価格改定前と比較すると、通常期4590円が8400円、多客期6420円が1万200円へ大幅な値上げとなっています。そしてこの値上げの効果で、週末にこれまでのように早朝にすべての駐車場が満車になることはごくまれになっています。

 ただ、この料金改定により、羽田空港の駐車場満車問題が完全に解決したと考えるのは早計です。

 たしかに週末、P1〜P4駐車場のすべてが早朝から満車になることはなくなりましたが、午前中に満車となり、入庫待ちの長い列ができることは珍しくありません。

 これは値上げされた駐車料金がまだ許容範囲だと考える人や、関東近県からは公共交通機関でのアクセスが不便だという人が、クルマを使って羽田空港に向かうためと考えられます。

 料金改定前、早朝から満車になっていたときは、到着便利用客のクルマの出庫がはじまる午前8時半くらいまで入庫待ち列がまったく動かず、入口手前に表示される待ち時間が2時間以上になることもしばしばでした。

 現在、そうした早朝に満車になることはないため、待ち時間そのものは短くはなっています。ただそれでも、土日やゴールデンウィークなど、タイミングによっては入庫まで30分以上並ぶことも少なくありません。

 とりわけ注意したいのが、午前11時から午後2時くらいまでの間に羽田空港を出発する飛行機を利用する旅程です。

 もし「出発時刻の1時間半から2時間前の空港到着」を考えて移動すると、各駐車場が満車になるタイミングに一致し、場合によっては入庫まで30分から40分かかることがあるからです。

Next最悪の事態を避ける方法とは
Gallery 【画像】「えっ…!?」これが羽田空港駐車場が満車になった時の“裏ワザ”です。(40枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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