注文ラッシュで早くも納期は4か月超!? 先行受注が始まった日産のプレミアムミニバン新型「エルグランド」にSNSが盛り上がっている理由
新型「エルグランド」が目指した極上の移動空間
日産自動車のフラッグシップミニバン「エルグランド」の新型は、2026年夏、正式に発表される予定ですが、全国のディーラーではすでに先行受注がスタート。すでにディーラーに購入希望者が殺到している模様です。本記事では、正式発表が待たれる新型のアウトラインと、先行受注を受けてのSNSでのリアルな反響をレポートします。
新型「エルグランド」のグランドコンセプトは「大切な人たちとの遠出を楽しめる、プレミアムグランドツーリングミニバン」。乗る人すべてがくつろげる極上の快適空間と、どこまでも走りたくなる運転の楽しさを高次元で融合しているといいます。
新型の革新的な走りの中核を担うのは、第3世代の“e-POWER”。従来は既存のガソリンエンジンをベースにしたユニットを発電に使っていましたが、この世代では新たに、発電に特化した直列3気筒エンジン(ZR15DDTe型)を核とするシステムへと進化しています。これにより、日常のドライブで頻繁に使用するトルクと回転数の熱効率が劇的に向上したといいます。
モーター、発電機、インバーター、減速機、増速機という5つの主要部品を一体化した“5-in-1 電動パワートレイン”の採用で、電動ユニットの統合と小型化、高剛性化を両立。また、エンジン由来の不快な振動を大幅に削減することにも成功しています。
100%モーター駆動の第3世代の“e-POWER”は、最大トルク500Nm以上をマークする模様。圧倒的な力強さが、ハイレスポンスかつシームレスに持続する、気持ちのいい加速フィーリングを生み出すといいます。

走行性能と乗り心地を革新するのが、独自の先進4WD技術“e-4ORCE(イーフォース)”と、電子制御ショックアブソーバーを備えた“インテリジェントダイナミックサスペンション(IDS)”の統合制御です。
新型に搭載される進化した“e-4ORCE”は、他の電動4WDを凌駕する高出力なリアモーターを活かし、前後ふたつのモーターとブレーキを統合制御して4輪の駆動力を自在にコントロールするシステムです。
アクセルペダルを踏み込んだ際の加速時には、車両の前あがり挙動を抑える一方、減速時には回生トルク制御によって前のめり挙動(ピッチング)を徹底的に抑制し、フラットな車両姿勢を維持します。
コーナリング時は、ステアリング操作に応じて後輪への駆動力配分を瞬時に高めつつ、内輪へブレーキをかけることでミニバン特有の不快な外側へのふくらみを排除。雪道や氷結路でもタイヤのスリップを瞬時に抑え、ねらったラインへピタッと決まる安心感を提供します。
一方、電子制御ショックアブソーバーの“IDS”は、路面からの入力を検知して1/100秒毎に最適な減衰力を演算。リニアソレノイドバルブを採用したことで、なめらかに減衰力を変化させます。
これにより、凸凹のある路面では低減衰力で衝撃をなめらかにいなし、大きなうねりのある路面では高減衰力で車体の揺れをシャットアウト。ヒトの三半規管が前後の揺れを感じやすい5Hz以下(特に2Hzや4Hz付近)での頭の揺れを集中的に抑え、脳を水平に保とうとする首の筋肉の緊張をリラックスさせます。
その結果、高速道路の継ぎ目での振動を従来モデル比で30%削減するとともに、大きな上下動を10%低減します。自然な角度で胸郭を支えて骨盤の後傾を抑える“ゼログラビティシート”と相まって、長距離ドライブ時の筋肉の負担を最小限に抑えます。
●止まる瞬間まで上質な走りと図書館より静かなキャビン
そんな新型「エルグランド」には“スムースストップ機能”が搭載されています。ドライバーのブレーキ操作量や路面の勾配、車速をリアルタイムに監視し、停止直前のブレーキ力を緻密に自動調整。
これにより、クルマが止まる瞬間に「カクッ」とくる不快な揺り返し量を従来比90%も減少させ、プロドライバー顔負けの上質な“止まり心地”を実現します。その結果、車内でスマホ操作や読書をしていても、酔いづらい快適な環境をつくり出したといいます。

また新型で見逃せないのが優れた静粛性です。発進加速時の室内音を同社比5dB低減し、100km/hの高速巡行時でもリビングルームに匹敵する圧倒的な静けさを達成したのだとか。フロントガラスから後席ドアガラスまで広範囲に採用された、高機能遮音膜によって振動を4.2dB削減する“高性能遮音ガラス”や、車室内のマイク、スピーカー、加速度センサーを連動させてエンジン音とロードノイズを高精度に打ち消す世界初の“新アクティブノイズコントロール”がそのカギとなっています。
多彩な先進機能を活用しながら、シーンや好みに応じて特性を切り替える6つのドライブモードも用意。標準の「STANDARD」のほか、手応えあふれる操舵感とハードな足まわりで運転の楽しさを味わえる「SPORT」、小刻みな振動をさらに低減させて乗員がくつろげる乗り心地に特化した「COMFORT」、燃費最優先の「ECO」、すべりやすい路面でも安心の「SNOW」、そして、パワートレインや“e-4ORCE”、“IDS”の設定を好みに応じて組み合わせ、お気に入りの乗り味を生み出せる「PERSONAL」モードから選択可能です。
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