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スマホ無料アプリの「グーグルマップ」とはどう違う? ボルボに採用される純正グーグル搭載システムの使い勝手とその実力とは

2024年モデルではすべてのボルボ車にGoogleのインフォシステムを搭載

 ボルボがGoogle(グーグル)と共同開発した車載OS「Android Automotive OS(アンドロイド・オートモーティブOS)」をインフォテイメントシステム向けに開発したのが2017年5月のこと。

 CASE時代の到来に合わせ、ボルボはカーナビも含めたインフォテインメントシステムに通信を活用することで、さらなる利便性や安全性を向上させることにいち早く取り組んだのです。

ボルボ「C30リチャージ」2024年モデルに搭載されたGoogle搭載インフォシステム。スマホでも見慣れたGoogleマップでルート案内する
ボルボ「C30リチャージ」2024年モデルに搭載されたGoogle搭載インフォシステム。スマホでも見慣れたGoogleマップでルート案内する

 そして、2021年にはボルボの日本仕様にも採用されるようになり、2024年モデルではすべてのボルボ車にこの車載OSが搭載されるようになりました。

 今回は、その中で今年になって後輪駆動に変更した「C40リチャージ」に試乗し、ボルボのインフォテイメントシステムはどう進化したのかをレポートします。

 Googleで展開するアプリとなれば、多くの人が思い浮かべるのはAndroid端末を車載器につないで使う「Android Auto」だと思います。しかし、ボルボが搭載しているのはそれとは違うものです。インフォテイメントシステムを動かすOSそのものをAndroid化しているもので、一言で表現すれば、“インフォテイメントシステムそのものをスマホ化した”と言って差し支えないでしょう。

なので、Googleのアカウントを持っていれば、Googleアシスタントによって様々なコネクテッド・エクスペリエンスを実現可能となります。

 Googleが提供するサービスはすでに広く生活に浸透しており、クルマに乗っているときも離れたときもアプリひとつでさまざまな利便性を実現することで、クルマとより近しい関係を築き上げられます。

 具体的にはGoogleマップをはじめ、車両側のさまざまな装備をコントロール可能となり、これらは走行中であっても音声で操作できるのがポイントとなります。これはまさに、何よりも安全性を重視するボルボにとって避けて通れない手法だったとも言えるでしょう。

 OSにGoogleを取り入れたことによるメリットは他にもあります。

 日常のスケジュール管理やメール、Googleマップ上の登録地などをスマートフォンなどと共通化できますし、スマホ内に収録していた音楽を再生することも可能です。

 なので、スマホ上で探した目的地を再び車載上で反映することもできるのです。さらにあらかじめ登録した家庭のエアコンや照明のON/OFFも車内から行ったり、逆に部屋にいながらガレージで駐車中のボルボ車の空調をコントロールすることもできるのです。

 ではこの機能はどうやって使うのかといえば、その方法は極めて簡単です。

 車内に座ったら、ステアリング右にある音声操作ボタンを押して「OK,Google」と話しかけ、たとえば目的地を設定したい時は、その後に施設名や住所を告げると即座に対象地が表示されてルートを探索。目的地までのルートガイドをスタートします。

 ルートが複数の候補が示されるのは、スマホでGoogleマップを使うのとほぼ同じです。

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