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スマホ無料アプリの「グーグルマップ」とはどう違う? ボルボに採用される純正グーグル搭載システムの使い勝手とその実力とは

スマホと違いボルボ車のGoogleマップではトンネル内でも自車位置を見失わない

 何よりもこの目的地検索で素晴らしいと実感するのは、曖昧なキーワードにも対応してくれることです。

これはGoogleマップのクセなのだが、狭い道をルート案内することも度々あった
これはGoogleマップのクセなのだが、狭い道をルート案内することも度々あった

 たとえば「お腹が空いた」と告げれば周辺のレストランをリストアップし、さらに「○○で美味しい寿司店を探して」と告げると、今度は口コミで上位に上がっている寿司店をリストアップしてくれます。しかも、そこには営業時間まで反映する見事さです。

 つまり、C40リチャージを含む「Android Automotive OS」を搭載したボルボ車では、従来のカーナビで当たり前だった、カテゴリーからいちいちキーワードを入力する必要なんて一切不要。行きたい場所を音声で告げるだけで目的地設定が完了してしまうのです。

 この使い勝手の良さは他のどんなナビアプリでも追いついていないことを実感します。それほどGoogleの検索能力は高いのです。

 さらにルート案内では、電動車にとって欠かせない充電スポット情報もGoogleマップ上に反映されます。

 目的地を設定する際には到着時点や往復時のバッテリー残量が表示されるほか、目的地がバッテリー残量では到達できないとなればルート案内に追加充電をするよう案内もされるのです。BEVでは充電状況が常に気になるだけに、こうしたきめ細かな対応はとてもありがたいと感じます。

 使い勝手に関しては、スマホのアプリでおなじみのGoogleマップと基本的に同じです。ただしGPSを受信しづらいトンネル内やビルの間などでも、きちんと自車位置を把握します。これは自車速度などの走行データを車両側から入手し反映しているためで、スマホのGoogleマップとは大きく異なる点です。

 またタテ型のセンターディスプレイだけでなく、メーター内にも地図表示してくれるのは嬉しいところです。

 Googleのデジタルサービスは、ドライブ中のエンタテイメントでも力を発揮してくれます。

 好きなアーティストの音楽を聴きたい時は「○○の音楽を聴きたい」と告げればいいし、その日の気分に合わせて「ノリのいい音楽を聴かせて」と告げればリクエストに応じた音楽を再生します。楽曲は「Spotify」から提供されますが、有料会員になればさらに細かなリクエストにも応じてくれるようになります。

NextGoogleプレイでさまざまなアプリをダウンロードできるが…
Gallery 【画像】ボルボのGoogle対応システムだと何ができる!? スマホのグーグルマップと違う点を写真で見る(35枚)
会田肇
会田肇
モータージャーナリスト
1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌の編集部を経てフリーランスに転身。カーナビやカーAV分野を中心に取材・執筆活動をスタートし、現在はインフォテインメントシステム、ADAS(先進運転支援システム)、ITS(高度道路交通システム)など幅広いモビリティ分野を取材対象としている。また、趣味である旅行好きが高じてエアライン関連の取材・執筆も行う。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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