高速道路を乗り降り自由で料金は最大半額以下にも! 定額でオトクなETC周遊割「みち旅」に設定された 期間限定の新たなプランとは?
四国を2日から4日間乗り降り放題の新プラン
NEXCO各社が販売するETC周遊プラン(NEXCO東日本「ドラ割」/NEXCO中日本「早旅」/NEXCO西日本「みち旅」)は、周遊エリア内での高速道路が乗り降り自由になることから、使い方によっては高速道路料金を大きく節約できる、魅力的な商品です。
その「みち旅」に2023年7月14日、「四国まるごとドライブパス2023」が追加されました。

そしてその内容は、「四国で泊まりがけのドライブ旅行を楽しむなら、利用しない手はない」というほどおトクなものとなっています。その概要と特徴、さらに使い方のコツを、以下に詳しく見ていきましょう。
四国まるごとドライブパス2023は、発着エリアと周遊エリアを組み合わせたタイプの商品で、発着エリアは「A.滋賀・京都・大阪発着」「B.兵庫・岡山」「C.広島・山口東部」「D.福岡・山口西部」の4プラン、周遊エリアは四国全域の高速道路が対象となっています。
利用日数は連続する2日間から4日間、利用期間は同年11月30日までです。
料金はAが2日間7100円から4日間8900円(普通車、以下同)、Bが2日間6400円から4日間8200円、Cが2日間6800円から4日間8600円、Dが2日間1万600円〜4日間1万2400円となっています。
四国へは本四架橋(神戸淡路鳴門道/瀬戸中央道/西瀬戸道<しまなみ海道>)のいずれかを使い渡りますが、この区間については別料金です。
この商品のポイントは、A〜Dの4プランとも、発着エリアの設定が非常に広くなっていることです。同じ発着エリア内なら、どのインターチェンジを利用しても料金は同一であることから、「発着エリア内の遠いところからの利用はよりおトク」となっています。

具体的な例を見てみましょう。
プランAの最東端である新名神・甲賀土山ICから4日間で利用する場合、四国まるごとドライブパス2023での料金は前述のように8900円です。
一方、甲賀土山ICから神戸淡路鳴門道と接続する山陽道(木見支線)神戸西ICまで、新名神〜名神高速〜新名神〜山陽道を経由し平日昼間に走行した場合、往復の通行料金は7920円(ETC2.0料金、以下同)で、四国内で1000円分ほど高速道路を利用するだけで元が取れることがわかります。
プランCの最西端の中国道・小郡ICからの場合は、そのおトク度がさらに拡大します。
西瀬戸道・西瀬戸尾道ICの最寄りICとなる山陽道・尾道ICまでは、中国道〜山陽道〜広島岩国道〜山陽道と経由して往復1万400円です。「四国まるごとドライブパス2023」の料金は4日間で8600円なので、四国内の高速道路料金がまるまる浮いて“お釣り”がくる計算です。
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