カシオ「Gショック」がスマートウォッチに変身!? タフデザインの新しい腕時計を使ってみた印象とは
見た目は定番のGショックだけど、中身はスマートウォッチ!?
腕時計は、人によって必要性が異なり、「実用性」を求める人、「ステータス性」を求めるなどそれぞれです。
昨今の実用性を代表する腕時計といえばアップルウォッチを代表とする「スマートウォッチ」が挙げられます。
一方、昔からの実用性を体現するモデルとしてはカシオのGショックが有名です。
そんなスマートウォッチ機能を備えたGショックが「DW-H5600」ですが、約半年使ってみてどんな使い心地だったのでしょうか。

まずはそのデザイン。G-ショック初号機「DW-5000C」から続く「5600シリーズ」を受け継いでいます。
カラータイプはベゼルやケース、ベルトにバイオマスプラスチックを用いたブラック、ライトグレー。
ベゼルにステンレススチール、ケースやベルトにバイオマスプラスチックを用いたブラック、ブルーをラインナップ(特別仕様は10月現在生産終了)。
次に機能面です。
Gショックならではの耐衝撃性能(耐衝撃構造)や防水性(20気圧防水)は従来のGショックと変わらず健在ですが、昨今のスマートウォッチに搭載される機能も持っています。
例えばスポーツシーンでは、便利な心拍計測機能を搭載。
ランニング、ウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの4つのアクティビティに対応しています。
さらに心拍計測が可能な光学式センサーに加え、加速度センサーを備えているため、心拍数や距離、消費カロリーなども計測可能です。
また、長年フィットネスや健康領域のアドバイス機能を研究開発してきたポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用したトレーニング分析や睡眠計測も備わっているのもポイント。
これらの機能は他のスマートウォッチ同様にアプリ(CASIO WATCHES)で確認出来るうえ、細かな表示設定も行えます。
そんなDW-H5600ですが、今回筆者は発売直後にブルーを購入しました。
これまであまり腕時計を付ける習慣がなく、時間を見るのは「スマホで十分」という性格でしたが、色々な腕時計を使う機会が度々あり「スマホをポケットから取り出さなくても時間が見れる」という今更なことに気付きます。
そこで購入する条件として「仕事上メールや各アプリ通知、電話にすぐ気づくことが出来る」ことと「電池の持ちが良い」を決めて探します。
アップルウォッチをはじめ他のスマートウォッチを検討するものの「みんなと同じ」という部分が少し気になるのと、「電池の持ち」がネックとなりました。
そこで見た目は昔ながらのGショックで中身はスマートウォッチという今回のDW-H5600を発見。
各レビューでは「Gショックのスマートウォッチを待ってた!」、「見た目はGショックだけどスマートに使える!」というポジティブな声。
一方で「スマートウォッチとして考えると物足りない」「Gショックとしては高い」「ボタン操作がやりづらい」というネガティブな声も見られました。
そんな価格は4万1800円から4万4000円となり、確かにこの金額なら他のスマートウォッチも選択肢として挙げられます。
それでも筆者は「Gショックとスマートウォッチ」のいいとこ取りという部分を気に入り、前述の購入に至りました。
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