大事なのはソール! 愛用の革靴を長く使うためにメンテナンス術を専門家に聞いてみた
メンテナンスを怠るとどうなる?
一方で、メンテナンスを怠った場合は、どのような修理が必要になるのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。
「土台を含むソール全体の劣化が進み、ソール全体を交換する『オールソール』を行うことになります。また、ソールが削れて穴が空いてしまった場合は、ゴムのシートで穴を塞ぐ『ハーフラバー』という修理を施します」
オールソールは費用が最低でも1万円以上することがほとんどで、靴の状態で修理できる回数も決まってくるので注意が必要です。また、ソール部分がすり減った革靴を履き続けるとさまざまな問題が生じます。

すり減ったソールは素材によりますが、滑りやすいだけでなく歩きづらくなる傾向にあります。とくに濡れたマンホールだとかなりの頻度で滑りやすくなるので、とても危険です。
また、すり減ったソールだと健康面においてもさまざまな不調をきたすようになります。過度なソールの片減りなどでは足首や膝などの傾きが生じるため、そのまま履き続けることにより膝痛や腰痛の原因になります。
また足の指やかかとにも余計な力が生じることもあるので、外反母趾や巻爪、魚の目などの足のトラブルにもなりかねません。
そのため、靴の不調はもちろんのこと体の不調が生じる前に定期的な革靴のメンテナンスは欠かすことができないといえます。
※ ※ ※
革靴は定期的なメンテナンスを行えば、寿命に劇的な差が生まれます。
ブラッシングとソールの減り具合をチェックするだけでも愛着が湧き、お気に入りの革靴が長持ちするはずです。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】