56台の「白いポルシェ」がまとめてオークションに登場! 12月に開催されるRMサザビーズの「ザ・ホワイトコレクション」に注目
壮大なポルシェコレクション! 56台もの白いポルシェが一気にオークションへ
2023年12月、世界でもっとも印象的でユニークなポルシェのコレクションがオークションに掛けられる予定です。
白に塗装された56台のポルシェが一斉に出品され、これらは「ホワイトコレクション」と名付けられています。

このオークションはカナダに拠点を置く「RM Sotheby’s(RMサザビーズ)」によって取り扱われ、合計63台の車両が出品されます。
なかには、赤いポルシェのトラクター2台や「ジュニア」サイズのポルシェ、さらには多くのメモラビリア(記念品)も含まれています。
ホワイトコレクションは、テキサス州ヒューストンの真っ白なガレージで保管されており、RMサザビーズはこの場所を「ポルシェの聖域」と呼んでいます。オークションは2023年12月1日から2日にかけてこのガレージで行われます。
RMサザビーズによると、このコレクションは「完璧を追求する1人のオーナーが、10年以上かけて集めたもの」とのことです。このコレクションには、ポルシェの車両に加えて、メモラビリア、ポスター、ツールキット、応急処置キットなどが合計500点以上含まれており、すべてが完璧な状態で保管されています。
このコレクションの中でも特に注目を集めているのは、2015年式のポルシェ「918スパイダー」です。
これは「グランプリホワイト」に塗装され、青い内装を持ち、オプションのヴァイスァハパックが付いています。
このハイブリッドスーパーカーはコレクションの中でも最も希少性が高く、かつ極上の状態と言えます。918台の生産台数のなかで唯一のカラーとなっており、Porsche Exclusive Manfakturから9万6000ドル(約1400万円)以上の特別仕様が施されています。
この個体の走行距離はわずか20kmで、落札予想価格は約4億5000万円と発表されています。
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