“由緒正しい”メルセデス・ベンツ「190」がオークションに登場! “F1王者が参戦した伝説のレース”を戦ったオリジナルマシンの正体とは
唯一“ノーマル”に戻されていないラウダ仕様の「190 E 2.3-16」
“ニュルブルクリンク・チャンピオンズカップ”に参戦した21台の「190 E 2.3-16」のうち、19台は同レース終了後に新品のエンジンに載せ替えられ、モディファイされた箇所をノーマルに戻して中古車としてディーラーやVIP顧客に売却されたのだとか。
セナが乗った優勝マシンは、メルセデス・ベンツ・ミュージアムに保管され、ラウダのドライブしたマシンは唯一、ノーマルに戻されることなく個人に売却されたそうです。

ラウダがドライブしたマシンは、1985年にHUGO BOSSのオーナーであるヨッヘン・ホーリーが購入するも、半年後にはドイツ・マンハイム在住のエンスージアストの手に渡りました。その後、オーストリア・ウィーン在住のコレクターが購入し、2018年からはスイスの「The Iseli Collection」に収められていたようです。
ちなみに、「The Iseli Collection」に渡る前の2016年に、当該車両はとある自動車イベントでニキ・ラウダと再会を果たしています。
その際、ラウダは当該車両のルーフにサインをしたそうです。そして翌年、当該車両はメルセデス・ベンツ・クラシックによってレストアが施されました。
先ごろRMサザビーズのオークションに出品されたのは、まさにそのニキ・ラウダ号です。予想落札価格は40万~50万スイスフラン(約6725万円〜約8407万円)でしたが、結果的には、予想落札価格を下回る30万8750スイスフラン(約5191万円)で落札されました。
ゴルフやテニスなどでは、往年の名プレイヤーたちによるエキシビジョンマッチがたびたび開催されています。モータースポーツの世界でも“ニュルブルクリンク・チャンピオンズカップ”みたいなエキシビジョンレースを再び開催してくれないでしょうか。
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